世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
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絵本紹介
2022.03.25
今年卒園・卒業を迎えた子どもたちは、2年間、コロナ禍で園・学校生活を送ったことになります。これまでとは違う生活の中で過ごした日々、楽しみにしていた行事がなくなるなど、悔しい思いもたくさんしたことでしょう。それでも、前を向いて進む子どもたちの姿をみると、小さな体に秘められた大きな可能性が垣間見えるようで、眩しくて目を細めてしまいます。
可能性の塊のような子どもたちへ、絵本を通じて新しい生活や未来に希望を持って進んでもらえたらという想いを伝える、「新入園」に向けた絵本をたっぷり紹介します!
出版社からの内容紹介
のんびりやさんのあいちゃんは、いつもみんなに遅れがち。「みんなに笑われちゃうかなあ」「うまくできるかなあ」と心配がいっぱい。そんなとき園の先生が「まもりぼしさんがいるから、だいじょうぶ」と教えてくれました。“まもりぼしさん”って……? 初めて親の手を離れる子どもたちと、その小さな背中を見送る親たちの心に、そっと寄り添うものがたり。
みどころ
ようちえんってどんなところ?どんな1日を過ごすのでしょう?
「おはよう!」「おはよう」
元気いっぱいにあいさつしているのは、仲良しのあかりちゃんとさっちゃんです。
バスに乗り込んだら、くまのこようちえんの1日が始まります。
園庭で遊んだり、みんなで歌をうたったり、工作をしたり。お弁当の時間も楽しみです。お誕生日会やおみせやさんごっこだってあります。時にはケンカしている子を止めることだって。
あら?今日はなんだか1日あかりちゃんは嬉しそう。
それもそのはず。ようちえんから帰ったら、生まれたばかりの可愛い弟がお母さんと一緒に家で待っているんですって。それは楽しみだね。
ようちえんに通っている子どもたちにとっては、見慣れた風景がページをめくるたびに目の前に広がります。「あいせんせい、優しそう」「ぼくたちが使っているイスと一緒だ」「お弁当おいしそう!」絵本の中のおともだちと一緒に1日を過ごしている気分になるのかもしれません。そして、これからようちえんに行く子にとっては心強い絵本ですよね。
部屋のすみずみや、一人ひとりの表情まで丁寧に描かれた、愛情のこもった1冊。親の立場から読むと、目じりが下がりっぱなしになってしまうのは困ったものです。
レビューより
上の子が1年生になる時には作者の「しょうがっこうの〜」シリーズをたくさん読みました。
今度は「ようちえんの〜」。下の息子もお世話になるとは(^o^)
幼稚園の1日の様子が時間をおって描かれています。
幼稚園バスのお迎えに始まり、朝の外遊び・お集まり・お歌の時間・工作の時間・年長さんとのお買い物ごっこ・・・。
幼稚園に行くのが楽しみになるような事が盛り沢山です☆
幼稚園入園前にぜひ♪
これを読んだら少し幼稚園での生活を知った気分になれる!
「幼稚園でいったい何をするの?」というような不安な気持ちを和らげる、安心材料になることと思います。
「ぼくハサミ上手にできるから大丈夫!」なんて息子も得意げに話しています。
(カトリーヌみどりさん)
この書籍を作った人
1941年、熊本県に生まれる。東京学芸大学および東京教育大学で、障害児教育を学ぶ。養護学校教諭を経て、作家活動に入る。『ぼくのお姉さん』で日本児童文学者協会新人賞・新美南吉児童文学賞・坪田譲治文学賞受賞。『少年の日々』(共に偕成社)で小学館文学賞受賞。『口で歩く』(小峰書店)で産経児童出版文化賞(ニッポン放送賞)受賞。作品に『海をかえして!』(童心社)、『ウソがいっぱい』(くもん出版)、『けやきの森の物語』(小峰書店)、『福の神になった少年』『ほいくえんのいちにち』『ようちえんのいちにち』『いちねんせいのいちにち』『いちねんせいのがっこうたんけん』『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』『カイくんのランドセル』(以上、佼成出版社)ほか、多数。
この書籍を作った人
1949年、香川県に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員。絵本や児童書のさし絵で、いきいきとした子どもや動物を描き続けている。自作絵本に『むこうへいきたいあおむしくん』『てんしのおとしもの』(PHP研究所)、そのほかの作品に『ぶなぶなもりのくまばあば』(あかね書房)、『うちの屋台へきてみんしゃい』『バイバイ富永くん』(岩崎書店)、『「おめでとう」をいっぱい』(PHP研究所)、『ひきだしの魔神』(文研出版)、『ようちえんのいちにち』『いちねんせいのいちにち』『いちねんせいのがっこうたんけん』『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』『カイくんのランドセル』(佼成出版社)ほか、多数。
出版社からの内容紹介
子育て、家事、仕事、日々せいいっぱいがんばるママたち。今日は幼稚園の遠足の日。ハナマンションに暮らす3人のママたちは、朝からおべんとうづくりに大忙し。3人のママが、子どもたちにもらったまぶしい春の日を描いた韓国発の絵本!
レビューより
ハナマンションに住む3人のママの物語。
会社勤め、在宅勤務、主婦と、それぞれ違う生活スタイルのママたち。
でも、遠足の日にはみんな同じようにお弁当をつめ、子供のことが気になって仕方がないのです。
確かに、遠足の時って親も妙にそわそわするんですよね。
最後の春の訪れが、今の季節にぴったりの絵本だなと思いました。
(tori.madamさん)
出版社からの内容紹介
まっしろな画用紙を見つけたえんぴつたちは、みんなでおえかきをすることにしました。そこへはさみのチョッキンふじんと、マジックだんしゃくがやってきて、自分たちも仲間に入れるように言います。えんぴつたちにことわられ、きりえをはじめただんしゃくたちですが、できあがった作品をめぐってけんかになり…。そのようすをじっと見ていたのりののりこさん。とってもすてきなアイデアを思いつきました!カラフルで楽しい絵本です。
レビューより
かとうまふみさんの特徴的な絵、好きなんですよね。
自己主張の強い色鉛筆やチョッキンふじん、マジックだんしゃく、
引っ込み思案なのりこさんの、キャラがそれぞれ色濃く絵に表れています。
みんなで楽しそうにお絵かきをしたり、切り絵をしている仲間に入りたい、のりこさん。
でも、自分は色もなく、紙も切れないからと、仲間に入れてと言い出せないのですが、
みんながケンカを始めたことをきっかけに、一緒にお絵かきに参加することになります。
控えめな性格だと押され気味のことが多いですが、そんなのりこさんの性格が功を奏した展開が良かったです。かとうまふみさん、優しい人なんだろうなぁ。
(tori.madamさん)
この書籍を作った人
福井県生まれ。北海道教育大学卒業。札幌でディスプレイデザインなどの仕事をして、28歳であとさき塾をきっかけに上京。大好きな池波正太郎の通った老舗蕎麦屋「神田まつや」でアルバイトをしながら、絵本を学ぶ。主な絵本に『ぎょうざのひ』『えんぴつのおすもう』『ぜったいわけてあげないからね』(偕成社)、『のりののりこさん』『けしゴムのゴムタとゴムゾー』(BL出版)、『まんまるいけのおつきみ』『おならおばけ』(講談社)、『しゃもじいさん』『ぬかどこすけ!』(あかね書店)、『まあちゃんとりすのふゆじたく』(アリス館)、『かたつむりくん』(風濤社)、『おにぎりのひみつ』(フレーベル館)、『おもちのかみさま』(佼成出版)、『おとうさんのこわいはなし』(岩崎書店)など。挿絵の仕事に『どろろんせんせい』シリーズ(作:苅田澄子)(鈴木書店)などがある。陶芸、畑仕事が趣味。札幌市在住。
みどころ
絵本を開くと、画面いっぱいに色んな表情をしたユーモラスなかいじゅうたちがふたりずつ登場します。
思いっきり笑っていたり、怒っていたり、泣いていたり、取っ組み合いのケンカをしていたり。
なにをしているのかな?・・・そう、彼らは遊んでいるのです。
笑わせていたり、怒らせちゃったり。時には恥ずかしくてお互いモジモジしていたり、知らんぷりしたり。
なんか、こういう子どもたち、よく見るよね。
ふたりでいると、いつも微笑みあってるだけじゃない。
これが「ともだち」なのかな。
じゃあ、ともだちとケンカしちゃった時はどうすればいいのかな。
どうすれば、自分の気持ちを相手に伝えられるのかな。
オランダの絵本作家ミース・ファン・ハウトによる、子どもたちが気持ちを素直に伝えるための“こころ絵本”。
内容はとってもシンプル。気持ちの変化が一言でつづられていくだけ。
だけど、まっくろな背景に色鮮やかで生き生きと踊る様な線で表現されたかいじゅうたちを見ていると、その時々の状況がどんどん頭に浮かんできます。
「このふたりは出会ったばかりかな」「この子がいたずらばかりしているんだろうな」「キライなわけじゃないけど・・・」
そんな風に読み解いていきながら、子どもたちの「ともだちづくり」を応援してくれているのがこの絵本なのかもしれません。ともだちができた時の、子どものドキドキした気持ちにも寄りそってくれます。
それにしても、かいじゅうたちのチャーミングなこと!!大人の私だって、なんだか真似して描いてみたくなっちゃいます。
レビューより
4歳の娘と読みました。
いつも、
「今日保育園で○○ちゃんと何して遊んだよ!」やら、
「今日保育園で○○にいじわるされたっ」やら、
楽しいこともイヤだったこともまっすぐに受け止めて報告してくれる娘。
8歳の長男も、
「今日AがBに△▲っていったらBが怒って喧嘩になって、
BがAを殴って(以下略)・・・、先生に怒られた。」
なーんていう日常をまっすぐに報告してくれる息子。
本当に子供のころというのは、
良くも悪くも仮面をかぶらないというか、
まっすぐすぎるゆえに、すっごく楽しかったり、すっごくぶつかったり、
することもあるようです。
8歳息子にいたっては、
「もう○○と友達やめたっ」と高らかに宣言しておいて、
でも3日たてばもう仲直り。
この絵本を読むと、そんな子供のまっすぐな友情が
そのまんまで描かれていて、
子供たちの、笑いアリ喧嘩アリ涙アリのちょっとうるさい日常が、
実はとってもキラキラした大切なものだということに、
気づかされますよ☆
(ムスカンさん)
この書籍を作った人
1962年オランダ南部のハペルトに生まれる。幼いころから父親がたくさんお話を聞かせてくれるという環境で育ち、自身も読書が大好きなだけではなく、絵を描くことに夢中になった。高校卒業後、デッサン、テキスタイル・アート、グラフィックデザインなどを学び、その後フリーのイラストレーター、デザイナーとして活躍する。本書および姉妹本の『ともだちになろう』(西村書店)は、子どもたちの感情に寄り添った新しい試みによる表現で、各国で高い評価を得ている。現在はオランダ北部にある小さな町ティナールロで夫と3人の子どもたちと暮らす。
この書籍を作った人
1978年神奈川県生まれ。東京学芸大学大学院修了。第37回日本児童文学者協会新人賞受賞。作品には絵本『おむすびにんじゃのおむすび ぽん』『おむすびにんじゃのおいしいごはん』(リーブル)、訳書に『ともだちになろう』『どんなきもち?』(西村書店)など。絵本や児童書を読み、味わうところから、さらに、それぞれが絵や詩や物語などの創作表現を楽しむことにつなげる「読み遊び」のワークショップ活動も大切にしている。
出版社からの内容紹介
「おなまえ おしえてくーださい」と聞かれた動物たちがつぎつぎに元気に名前を答えていきます。ページをめくって答えがある楽しさと、最後に自分も名前を答える楽しさが味わえる絵本です。入園のプレゼントなどにも最適。
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
出版社からの内容紹介
はじめましてのごあいさつ。みんなはちゃんとできるかな。ねこくんもぞうさんもピアノさんもいすくんも、
はじめましての自己紹介。リズムのよい言葉と、かわいくて楽しいキャラクターが心を軽くしてくれます。
大人気のシンガーソングライターである作者自身が作曲した楽譜付き! 読んで歌って一冊まるごと楽しみましょう!
レビューより
育児サークルの先生が、メロディーをつけて読んでくれました。
はじめましてのごあいさつ。〇〇ともうします。そのメロディーも気に入って、子供は家でも何度も歌っていましたし、今も私の頭に焼き付いています。
椅子もピアノも挨拶してしまう、可愛らしい内容です。
(ゆりんごんさん)
この書籍を作った人
シンガーソングライター、元保育者、神戸親和女子大学 客員教授、中部学院大学 客員教授、こどもの歌研究所所長。学生時代よりライブハウスで音楽活動を始める。東京の保育園で保育者を経験した後、数多くのCDや楽譜集を発表。1991年デュオグループ「Mr.ユニット」でCDデビュー。1993年に解散後、ソロを中心にした活動を開始。現在はソロコンサートやジョイントコンサート、保育講習会の講師として活躍するかたわら、CD制作のほか児童文学の執筆や絵本を出版するなどマルチに才能を発揮している。代表作『世界中のこどもたちが』は、小学校の教科書に採用され、カバーも多数。2011年3月には『さよならぼくたちのようちえん』が芦田愛菜主演のテレビドラマの主題歌に採用されたほか、つるの剛士のアルバムに『にじ』『ともだちになるために』が収録されるなど、その楽曲に注目が集まっている。また、ソロ作品『みちくさ』は世代を超えて好評を博している。 2014年に「Mr.ユニット」が復活。3rdアルバムCD「Re:frain」をリリースし、活動を再開。2018年7月こどもの歌研究所を設立。
出版社からの内容紹介
初めて出合う123を音声で学べる知育遊び絵本。たいこを叩きながらかずに親しんだり、すうじボタンやそろばんを使いながら、かずに対する理解を深めることができます。楽しいゲームは充実の6種類。幅広いご年齢のお客様に楽しんでいただけるよう、たいこを使った簡単なゲームから、難易度の高いたしざん・ひきざんのゲームなどを採用しています。歌声入りメロディ2曲入り。
〔収録曲 歌声入りメロディ〕
グーチョキパーでなにつくろう・いっぽんといっぽんで
〔6種のゲーム〕
たいこゲーム1・たいこゲーム2・すうじゲーム1・すうじゲーム2・たしざん ひきざんゲーム1・たしざん ひきざんゲーム2
出版社からの内容紹介
初めて出合うあいうえおを音声で学べる知育遊び絵本。自由に声を録音再生できる機能を初搭載し、覚えた言葉を直接話し聞くことにより、一層理解を深めます。歌声入りメロディや早口言葉を収録し、カラオケバージョンでは歌声や早口言葉を自動録音できます。さらに楽しい5種類のゲームや電池の消耗を防ぐ電源スイッチも初採用。
〔収録曲 歌声入りのメロディと早口言葉〕
げんこつやまのたぬきさん・かたつむり・あたま かた ひざ ポン・早口言葉(かえるぴょこぴょこ)〔速さ2段階〕
〔5種のゲーム〕
ひらがなゲーム・ことばゲーム・しりとりゲーム・なまえゲーム・ろくおんゲーム
出版社からの内容紹介
初めて出合うABCをネイティブスピーカーの音声で学べる知育遊び絵本。自由に声を録音再生できる機能を初搭載し、覚えた言葉を直接話し聞くことにより、一層理解を深めます。歌声入りメロディを収録し、カラオケバージョンでは歌声を自動録音できます。さらに楽しい5種類のゲームや電池の消耗を防ぐ電源スイッチも初採用。
〔収録曲 歌声入りのメロディ〕
Hello・Ten Little Monkeys・Sunday, Monday, Tuesday・Mary Had a Little Lamb・The A-B-C Song(歌声入りメロディのみ)
〔5種のゲーム〕
アルファベットゲーム・あいさつゲーム・いろゲーム・ことばゲーム・ろくおんゲーム
この書籍を作った人
製作地:神奈川県。幼児向けイラストが好きで描いています。主な作品:ミキハウス「ポカポカフレンズ」シリーズポプラ社 「トイレでジャー!」小学館「はみがき」「おなかすいたよ」岩崎書店 「どーこだ」「まねっこまねっこ」学習研究社「あかちゃんとあそぼ」シリ−ズえほんなどがあり主にイラストレーターグループ「PALET’S」で活動している。創作絵本:広済堂出版「羽のないぶた」「だい好きだから」
この書籍を作った人
幼児教育研究家。東北大学工学部卒業。塾、予備校、幼児教室で幼児から高校生まで長年指導した後、知育ドリル、知育絵本、しかけ絵本、音のでる絵本など、300冊以上を執筆、監修。小学館の幼児雑誌で知育ドリルを10年以上執筆連載。幼児向け知育DVD、DSソフト、アプリ、幼児番組のアドバイザーなども行っている。主な作品:「アンパンマンあてっこ知育えほんシリーズ」(フレーベル館)「ミニしかけえほんシリーズ」(岩崎書店)など
みどころ
くろくまくんのおじさんは、時計屋さん。
お店に遊びにいくと、大きな時計がありました!(付属の時計です)
「そのおおきなとけいは、あおい はりを ゆびでおして うごかせるよ。まわしてごらん!」
くろくまくんはおじさんに時計のよみ方をおしえてもらいながら、パンを焼いてお友達にくばったりして、楽しい一日をすごします。
おなじみ、かわいいくろくまくんの、ストーリーに沿って時計のよみ方を学べる学習絵本。
様々なくふうが凝らされ、時間のしくみに興味がもてるような作りになっています。
(焼いたパンをもっていってしまったワシを、4じ30ぷんまでにとりもどさなきゃ!と、すごろくみたいに、くろくまくんがおいかけるページも・・・!?)
付属の時計は、1分刻みで短針長針が連動してうごくタイプ。
時計の文字盤にこまかく数字が記され、赤いはり(短針)の先の、赤い数字をよむと「なんじ」。青いはり(長針)の先の青い数字をよむと「なんふん」とわかります。
針をうごかしながらストーリーを楽しむうちに、「みじかい針とながい針がいっしょにうごいているんだな」とか、「ながい針がぐるっとひと回りすると、2時から3時、3時から4時とうごいていくんだな」という感覚がだんだん身につくようになることでしょう。
じつは子どもたちって、意外と時計にきょうみしんしん。
はやくわかるようになりたい!って思っているかもしれませんね。
小学校入学前のお子さん、時間に興味をもちはじめたお子さんにおすすめです。
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
出版社からの内容紹介
かえるのけろくんは、幼稚園で、とけいおじさんと時計の見方の勉強をします。楽しく読みながら「時計」を学べます。
レビューより
かえるのけろくんがかえるえんに行ってとけいをお勉強するおはなしです。学習絵本ではなくちゃんとおはなしになっているので、小さな子でもその物語が楽しめると思います。最後にけろくんが家に帰ってからなぜか弟のころたんがとけいを読めるようになっていました。なぜでしょう??…思わず二回読んでしまいますよ。
(あおかんさん)
レビューより
一年生ともなると時計を読める子が結構います。
我が子はあんまり時計に頓着しない子で^^;
でも時間の感覚は持って欲しくて これまでは「長い針が12に行くまでにお片づけしてしまってね」とか言ってましたが
この絵本にであって 時計を読むことに興味を持ち始めたようです。
今では「今なんじ?」と聞くと5分感覚でなら答えられるようになりました。
カエルくんたちの幼稚園の1日の様子を時計の時間で追って行きながら
時計の読み方の説明もわかりやすくて
初めての時計のお勉強にはすごくよい絵本だと思います。
(さえら♪さん)
この書籍を作った人
1937年東京都生まれ。瀬戸内海で幼少年期を送る。京都大学仏文科卒業。海育ちの海好きで、海を舞台にした作品が多い。『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞、『まつげの海のひこうせん』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『カモメの家』(理論社)で路傍の石文学賞を受賞。絵本の翻訳に「バーバパパ」シリーズ(講談社)、「カロリーヌ」シリーズ(BL出版)などがある。
この書籍を作った人
1943年、兵庫県生まれ。1965年、佐藤さとる作の「コロボックル物語」の挿絵でデビュー。挿絵、絵本、装丁など、出版美術と深くかかわってきた。主な作品に『おばあさんのひこうき』(小峰書店)、『おおきなきがほしい』(偕成社)、『てがみをください』(文研出版)などがある。『おばあさんのひこうき』で、小学館絵画賞受賞。
出版社からの内容紹介
プラスチックの時計がついた時間を学べる絵本。ペネロペの一日を時計の針を合わせながら追います。時間の流れ、針の動きを教えます。1分刻みでカチカチ鳴る時計が楽しい!
レビューより
時計の読み方と、そろそろ時間の概念をざっくりでもいいから身につけてくれたらな〜と思い購入しました。
ペネロペの1日に合わせて時計の針をまわして合わせることができます。
分数のところに小さく読み方の数字(6なら小さく30と)も書いているのがいいですね。
あと本物の時計と同じように長い針を回さないと短い針を動かせれないところも良いと思います。
5分だけ進めるなど少し難しいところもありますが、遊びも兼ねてるので大好きなペネロペでゆっくり覚えてもらえたら、と思います。
(よるさん)
この書籍を作った人
ドイツ生まれ。幼いころから水彩画を手がけ、大学卒業後はローマに住み、画家として活躍。パリでアン・グッドマンと出会い、結婚。次々とヒットを生み出す。絵本「めをつむるのよ、ぼうや」(ブロンズ新社)がニューヨークタイムズの2002年子どもの絵本ベスト10に入選。アンと共に「リサとガスパール」「ペネロペ」シリーズを手がける他に「おつきさまはきっと」「イザベルと天使」など作品は多数。
出版社からの内容紹介
のべ12000人を教えた著者が、「子どもは楽しみを原動力に成長する」をモットーに、家庭でできる幼児教育を伝授。親だからできる、幼児期を最大限有意義に過ごさせてあげる方法満載。
頭と身体が飛躍的に伸びる、年少・年中・年長はビッグチャンス!特別な英才教育は必要なし!この時期の“貯金”が、将来大きくなって返ってきます!
第1章 小学校前の今だからこそできること
第2章 「国語力の土台」をつくる
第3章 「算数力の土台」をつくる
第4章 「身体の基礎」をつくる
第5章 「好奇心の芽」を育てる
第6章 入学前に身につけたい「良い」習慣