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出版社エディターズブログ

2022.04.29

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「懐かしい。いや、むしろ絵本として新しい。」アンニョン・タルの傑作『にんじんようちえん』の魅力──ひこ・田中 (ポプラ社)

韓国でいま、いちばん人気のある絵本作家といえば?
日本でも『すいかのプール』(訳:斎藤真理子、岩波書店)でおなじみのアンニョン・タルさんの名前を挙げる方も多いことでしょう。
飾り気のない、かわいらしい絵。アンニョン・タルさんの絵本には、やさしさとあたたかさと、そしてユーモアがたっぷり。登場人物の暮らしのていねいな描写に、ながめているだけでも主人公の気持ちまで読者に伝わってくるようです。
そんなアンニョン・タルさんの絵本の中でも、韓国で大ヒットとなっているのが絵本『にんじんようちえん』。2022年3月、ついに日本語訳が刊行されます!
訳を手がけてくださったのは、作家・評論家として活躍する、ひこ・田中さん。すべてがみずみずしく新鮮だった子どもの頃の感覚を、見事に日本語で表現してくださっています。ひこさんが、はじめて原書を手にしたとき、そして、お話を楽しみながら感じたことなど、その魅力と思いを綴ってくださいました。

  • にんじんようちえん

    出版社からの内容紹介

    おおきくなったら、せんせいと けっこんしたい!

    【韓国の人気絵本作家アンニョン・タルさん(『すいかのプール』訳:斎藤真理子、岩波書店)の大ヒット作、待望の日本語訳で刊行!!】

    幼稚園が嫌いだった「とげとげウサギの子」が、ある日「クマ先生」にプロポーズをした?! アンニョン・タルさんが描く、可愛らしくて、ちょっぴり心がちくりとする恋のお話です。
    本作の重要なモチーフである「にんじんソング」は韓国では誰もが知る有名な童謡で、主人公が先生への想いを歌詞に重ねて歌う姿は、とても愛らしく、読んでいるだけで幸せな気持ちになります。

    翻訳は、児童文学作家で評論家としても活躍するひこ・田中さん(『ごめん』福音館書店、など)が担当。すべてがみずみずしく、新鮮だった子どもの頃の感覚が、見事に日本語で表現されています。
    また絵本作家、イラストレーターの北村人さん(『カシャッ!』ポプラ社、など)による、作品世界に自然に寄り添った書き文字にも注目です。

この書籍を作った人

ひこ・田中

ひこ・田中 (ひこたなか)

1953年、大阪府生まれ。児童文学作家、評論家。『なりたて中学生』(講談社)で、第57回児童文学者協会賞受賞。主な作品に『お引越し』『ごめん』(ともに、福音館書店)、『ハルとカナ』(講談社)など、評論に『大人のための児童文学講座』『ふしぎなふしぎな子どもの物語』などがある。

▼目次
懐かしくて、新しい、『にんじんようちえん』──ひこ・田中

ー『にんじんようちえん』からよみがえってきた自分自身のようちえん時代
ー今まであまり見たことがない絵本
ー『にんじんようちえん』は、外の世界へのはじめの一歩

インタビューの続きはこちら(ポプラ社 こどもの本編集部 によるnoteへ)

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