絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
絵本紹介
2022.06.22
一カ月に出版される絵本・児童書の点数を知っていますか?
絵本ナビに登録されている6月の新刊の点数は約140点あります。この中からお子さんが喜ぶ新刊を手に取るのはとっても大変。全部の作品に目を通すなんて、プロでも難しいと思います。
6月に出版された絵本の中から、出版社さんがとくに読者の方に知ってほしい新刊12点をご紹介します。
12点なら、今日から1日2冊読めば、6月中に読み終えてしまえる冊数。この中にはお子さんが「もう一度読んで!」と言って、ヘビーローテーションになる作品がきっとあるはず。
親子でお気に入りの一冊を見つけるきっかけにしてみてくださいね。
出版社からの内容紹介
いろいろなパンたちが暮らすパンの町では、もうすぐ年に一度のパン祭り。なかでも楽しみは、パンパレード。パンたちはみんな、自慢の姿を見せようと張り切っています。食パンくんたちも「みんなが驚くことをしよう」と工夫を重ねているのですが……。
出版社からの内容紹介
おふろのなかへもぐっていくと、進んだ先は、なんとジャングルのなか。
アマゾン川でであった男の子・アンドレスといっしょに、ぼくはジャングルたんけんにでかけた。
アマゾン川には、どんなさかながいるのかな?
森のなかにも、とりに、どうぶつに、昆虫……たくさんの生き物がすんでいるよ。
ぼくとアンドレスの、ジャングルのなかの大ぼうけん!
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大好評の『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』につづくシリーズ作品。3年にわたる現地への取材をもとに中米・コスタリカの自然を描いた『ジャングル』[厚生省児童福祉文化賞、日本科学読物賞](岩崎書店、1993年)など、多数の自然科学の絵本を手がけている著者による、アマゾン川を舞台にした「ジャングルたんけん」の物語。
この書籍を作った人
1944年新潟県長岡市に生まれる。自然科学、生物のイラストレーター。創作絵本のほか、国内はもとより、中南米、アフリカ、東南アジアなど世界各地での取材にもとづく、多くの科学絵本を発表している。『すばらしい世界の自然』(大日本図書)で厚生省児童福祉文化賞、『熱帯探検図鑑』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『ジャングル』(岩崎書店)で厚生省児童福祉文化賞と日本科学読物賞を受賞、『震度7』(ポプラ社)で産経児童出版文化賞、『里山百年図鑑』(小学館)で小学館児童出版文化賞を受賞。主な絵本に、『ぴょーん』(ポプラ社)、『だんごむしそらをとぶ』(小学館)、『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』(福音館書店)などがある。▶新潟県見附市の、ギャラりー「ぴょーんROOM」の情報はこちら>>
出版社からの内容紹介
赤い花のついたわたしのお気にいりのぼうし。ところがある日、そのぼうしが汽車のまどからとんでいってしまったのです。
子どもにとって掛け替えのないものとの別れを、透明感のある独自のタッチで詩情豊かに描いた絵本。1976年に刊行された佐野洋子の代表作の新装版。講談社出版文化賞絵本部門賞を受賞。
この書籍を作った人
1938年中国 北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒。「おじさんのかさ」(講談社刊)でサンケイ児童出版文化賞推薦賞を、「わたしのぼうし」(ポプラ社刊)で講談社出版文化賞部門賞を受賞。「だってだってのおばあさん」(フレーベル館刊)などの作品がある。代表作「100万回生きたねこ」は、子どもから大人まで世代を超えて読まれているロングセラーとなっている。
出版社からの内容紹介
大人気『もりの100かいだてのいえ』がかわいいボードブックになりました! 今回の舞台は森のなか。大きな木のなかにある、もりの100かいだてのいえにくらすのは、いったいどんな生きものたちでしょう。
音楽が大好きなオトちゃんが100かいをめざします。
ボードブックになって持ち運びにも便利になりました! オトちゃんといっしょにおでかけできます!
この書籍を作った人
岩井俊雄1962年生まれ。メディアアーティスト。子どものころに母親から「もうおもちゃは買いません」と言われ、代わりに工作の道具や材料を与えられたことからものづくりに目覚める。1985年、筑波大学芸術専門学群在学中に、第17回現代日本美術展大賞を最年少で受賞。その後、国内外の多くの美術展に、観客が参加できるインタラクティブな作品を発表し、注目を集める。テレビ番組『ウゴウゴルーガ』、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示『トトロぴょんぴょん』『上昇海流』や、ニンテンドーDSのアートソフト『エレクトロプランクトン』、ヤマハと共同開発した音と光を奏でる楽器『TENORI-ON』なども手がける。2007年、NHK教育の幼児番組『いないいないばぁっ!』でオープニングアニメーションを担当。著書に『いわいさんちへようこそ!』『いわいさんのどっちが?絵本』『いわいさんちのリベットくん』(以上、紀伊國屋書店)、『100かいだてのいえ』『ちか100かいだてのいえ』(以上、偕成社)、『光のえんぴつ、時間の粘土――図工とメディアをつなぐ特別授業』(美術出版社)、『アイデアはどこからやってくる?』(河出書房新社)などがある。
出版社からの内容紹介
ひろゆたの幼児向けアクション絵本第2弾!
「手をたたいて、大きな声でおめでとうって言ってね。せーの!ぱちぱちぱち…」ページをめくると、おめでとう!っていろいろなものが現れるよ。こどもといっしょに手を動かしながら楽しむ、誕生日のアクション絵本。
ひろゆた(新井洋行+中垣ゆたか)の絵本第2弾、二人だからこその楽しい世界が広がります。
【編集担当からのおすすめ情報】
お子さんと一緒に読み進めながら、「せーの!」や「ぱちぱちぱち!」「ふー!」などはアクションつきで一緒に読みましょう。楽しさ倍増、笑顔がたくさんの時間になること請け合いです。ぜひお子さんの誕生日はもちろん、365日誰かの誕生日ですので、いつでも楽しいお時間をお過ごしいただければ嬉しいです!
出版社からの内容紹介
おまめがっこうのだいずたちは「将来どんな食べ物になるか」学級会で話しあっています。
ところがみんなの意見はばーらばら。そしてとうとうケンカになっちゃった!
さあ、だいずぐみのみんなはどんな食べ物になるのでしょうか?
身近な食べ物が大豆でできていることを楽しく知ることができる、食育にもおすすめの絵本です。
出版社からの内容紹介
ペンギンのペンタくんは、移動販売のドーナツ屋さん。
頭にかぶったドーナツがトレードマークです。
あげたてのドーナツが自慢のペンタくんのお店に集まってきた、たくさんのお客さんたち。
「ぼくの かおの ドーナツつくってよ」と次々にお願いされたペンタくん。
真夏の海水浴場で、大忙しのペンタくんの奮闘をお楽しみください。
「パンどろぼう」シリーズ(KADOKAWA)、「ぽめちゃん」シリーズ(白泉社)などで今、注目を集める絵本作家、柴田ケイコさんの最新作。
2022年6月刊
この書籍を作った人
1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。2002年より広告全般、出版物など、イラストレーターとして高知県で活動中。2009年、第10回ノート展準大賞を受賞。2016年『めがねこ』(手紙社)で絵本デビュー。2児の母。おいしものが大好き。
出版社からの内容紹介
子どもにとって身近な存在のどんぐり。そのどんぐりに友だちができたとしたら……? 野原をころころ駆けまわるつもりで遊べる絵本。
この書籍を作った人
1961年東京生まれ。1991年講談社絵本新人賞を受賞して絵本作家デビュー。その後、絵本・読み物・紙芝居・作詞・保育あそびなどの創作活動をはじめる。絵本『しーらんぺったん』(世界文化社)『いただきバス』(すずき出版)、読み物『おひるねどうぶつえん』(すずき出版)、CDブック『ぼくのうたきみのうた』シリーズ(世界文化社)など。2011年。NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で、あそびうたが放送される。「ねこときどきらいおん」「げんきタッチ!」「おさんぽペンギン」など大好評。on airは続いている。2015年。NHK Eテレ「いないいないばあっ!」 4月からのリニューアルに参画。新しい人形劇の設定世界観+キャラクターデザイン+セットデザイン+原作を担当。新おねえさんのゆきちゃんの就任 曲「にこ にこ んぱ!」の作詞。遊びロケコーナーのBGMの作詞作曲も担当。
出版社からの内容紹介
いっしょに、たのしい空のぼうけん!
ある日、たろうくんは「ひこうきみたいにとんでみたいな」と、お父さんに話しました。すると、お父さんは「それなら、いっしょにとんでみようか。こっちへおいで」と、たろうくんをよびました。お父さんに言われるまま、たろうくんはあしの上にのり、うでを広げると、目の前はひこうじょうにへんしん。そして次のしゅんかん、たろうくんは、ひこうきのように空をとんでいたのです!
ひこうきのように空をとぶことができたたろうくんは、町をとおりぬけ、山をこえ、雲のなかもどんどん進んでいきます。はたして、進んだ先には、なにが待っていたのでしょうか。
子どもがあこがれる、空のたのしいぼうけんを、講談社絵本新人賞受賞作家のはっとりひろきさんが、たのしく、力強く描きます。
《作者はっとりひろきさんからのメッセージ》
あの時、あの瞬間、確かに僕は空を飛んでいたのです。子どもの頃の、そんな時間 、そんな気持ちを思い出しながら作りました。ぜひ「たろうごう」と一緒に感じていただければと 思います。
読み聞かせ3歳から ひとり読み5歳から
出版社からの内容紹介
<内容紹介>
○○にみえて、よくみると・・・おや?
気付いてびっくり! 見つけてたのしい!
かわいい動物たちに、思わずほほえむ・・・!
Twitterで大人気!shimizuの「○○にみせかけて・・・」シリーズが、絵本「よくみると…」になり、
2021年9月の発売後、即重版の大人気に!
大好評にお応えして「よくみると…」 の続編「よくみると…もっと!」 がいよいよ発売!
思わずほっこりする、ユーモアあふれる世界は前作から引き続き、より笑顔になれる新作ができました!
さがしあそびもたのしい!
大人も子どももハマる、新感覚の発想絵本。
ラストにはほっこり…!
<著者紹介>
shimizu
静岡県出身。イラストレーター、絵本作家。
ひとくせあるイラストで、広告のデザインやグッズ展開など
多岐にわたって活動中。絵本に『よくみると…』(学研)、『どうぶつどこ?』(マイナビ出版)など。
Twitter ▶ @shiroiinu432
<出版社より>
【もっと、さがして! もっと、みつけて!】
静岡出身のshimizuさん、今回は地元のモチーフを取り入れたいと富士山も登場します。
富士山もshimizuさんにかかると、ほっこりします。ご注目ください。
出版社からの内容紹介
トリケラトプスは、アジア大陸から北米へと海を流されてきたデイノケイルスの子どもをウミトカゲのモササウルスやティロサウルスからすくうことができるのか? 新シリーズ第一弾。カバー裏に巨大ぬりえ迷路付き!
この書籍を作った人
1954年、大阪に生まれる。大阪市立美術研究所で絵を学ぶ。恐竜絵本作家として活躍中。古生物研究についても造詣が深い。現在、東京都練馬区にアトリエを構える。作品は『恐竜の大陸1〜7巻』『恐竜図解新事典』『たたかう恐竜たち既11巻』『恐竜ティラノサウルス大図解』(小峰書店)『絵巻えほん 新・恐竜たち』『恐竜の谷』(こぐま社)など、多数出版されている。