世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
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絵本紹介
2022.07.21
やっと発売された、大好きなキャラクターの絵本や気になっていたシリーズ絵本。今月は幅広い世代に大人気の「ねずみくん」シリーズ最新作、『ねずみくんはカメラマン』が登場しました! 表紙を見て「アレ? なんだかいつもよりもズレている?」と気づいた方はご明察。絵本のすみずみまで楽しめる1冊になっています。
ほかにも、工藤ノリコさんの「ノラネコぐんだん」シリーズや「へんてこ」つながりの絵本、正義の味方・やくみレンジャーが活躍する「おいしいもり」シリーズなど、人気作もラインナップ。
そして、消防車の仕組みを詳しく描いてファンを集めた「のりもののひみつ」シリーズの第2弾は清掃車。乗り物に詳しくなると同時に、ごみの処理についての社会勉強にもなります。その他、保育園や幼稚園で歌っていた曲が家でも楽しめるしかけ絵本や、ゲームで「三国志」を知って興味を持った子にぴったりの児童書など、たっぷり7冊を紹介します。
出版社からの内容紹介
人気絵本作家・新井洋行の新感覚ピクトグラムえほん第2弾!
今度はまちのマークがしゃべり出す! へんてこはやくちことば言ってみよう♪
「でんしゃ ごとごと みごとごと あわせて ごとごと むごとごと」
マークにまつわる楽しいはやくちことばがたくさん登場! かまずに言えるか挑戦しよう!!
日常で出会うマークも、実はいろんなことを考えているのかもしれません。マークのことがさらに好きになる1冊です。
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
出版社からの内容紹介
『レモンちゃん』『いちごちゃん』『ももちゃん』『りんごちゃん』『ぶどうくん』に続く、「おいしいもり」シリーズ第6弾! かわいいだけじゃない★やくみレンジャーが大活躍の男女ともに楽しめる絵本。
バナナくんは、虫が苦手でちょっと臆病な男の子。おいしいもりで、果物や野菜たちとかくれんぼをしていると、「いいにおいだな〜」とコバエが近づいてきました。驚いたバナナくんが悲鳴をあげると、果物や野菜たちが助けにやってきましたが、コバエはどんどん増えていきます。そこへ登場したのは、おいしいもりのピンチを救う、やくみレンジャー! ところが、しょうがキックやワサビーム、とうがらしファイヤーで攻撃しても、コバエたちはバラバラに逃げてしまい、攻撃をかわされて退治することができせん。すると、困ったやくみレンジャーの様子を見ていたバナナくんが……⁉
この書籍を作った人
東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修了。動物をモチーフに、日本画表現による発表と絵本創作を続けている。おもな作品に、「さとうめぐみ あまいスイーツえほん」シリーズ、「くものこ くー」シリーズ(ともに、教育画劇)、「まじょ」シリーズハッピーオウル社)、「おいしいもり」シリーズ(PHP研究所)などがある。『まじょのほうき』(ハッピーオウル社)で第4回ようちえん絵本大賞受賞、『おべんとう』(ひかりのくに)で第9回MOE絵本屋さん大賞2016パパママ賞受賞。
みどころ
さまざまなのりものの役割や仕組みをくわしく紹介する絵本シリーズ「のりもののひみつ」。「しょうぼうしゃ」に続く第2弾は「せいそうしゃ」!ごみ置き場のごみを集めてくれる清掃車。町でよく見かけるけれど、どんな仕組みで中にごみが入っていくの? ごみを積んだらそのあとどこへ行くの?清掃車を追いかけながら、清掃工場にも潜入! 清掃作業員のお仕事も紹介していきます。巻末には「のりもの新聞」収録。
この書籍を作った人
1973年山口県宇部市生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。絵画・イラストから立体まで、幅広く制作活動を行っている。絵本に『まちぼうけの生態学』(遠藤知二・文/福音館書店)、挿画に『ぼくたちに翼があったころ―コルチャック先生と107人の子どもたち』(タミ・シェブ=トヴ・作/福音館書店)などがある。
出版社からの内容紹介
ねみちゃんの写真をとることにしたねずみくん。
すると、「いいなぁ ぼくらもとってよ」と動物の仲間たち。
「しょうがないなぁ はい チーズ」。
しかし、うまく写真に全員おさまりません。
そこで「自分の自慢で大切なもの」だけをうつすことにしました。
ぞうさんは鼻、ライオンさんはたてがみ。
さて、ねずみくんの自慢で大切なものは……?
ねみちゃんとねずみくんの絆に心がポッと温まる、身近にある大切なものに気づかせてくれるお話です。
この書籍を作った人
兵庫県神戸市生まれ。日本大学芸術学部美術科卒業。広告のデザイナーを経て、絵本の世界へ。「いたずらララちゃん」(ポプラ社)で第10回絵本にっぽん賞受賞。主な作品に「ねずみくんのチョッキ」(ポプラ社)「こねこのクリスマス」(教育画劇)「まじょとタイムマシン」(金の星社)など多数。神奈川県在住。
この書籍を作った人
1973年、絵本『Elephant Buttons』(邦題『ぞうのボタン』)をアメリカで出版。 以来、数々の絵本を発表。シュールな味わいをもつ独特の作品世界が数多くの読者を魅了してきた。主な作品に、『ねずみくんのチョッキ』(講談社出版文化賞 受賞)をはじめとする「ねずみくん」シリーズ、『いたずらララちゃん』(絵本 にっぽん賞)、『こころのえほん』(共にポプラ社)、『ことりとねこのものが たり』(金の星社)ほかがある。
出版社からの内容紹介
幼児から大人まで大人気、ノラネコぐんだんの「写真探し絵絵本」第2弾!
アイスクリームにビスケット、チョコレートにシュークリーム……お菓子の世界に迷い込んだノラネコたちや、たくさんの探しものを見つけてください♪
簡単な問題から超難問まで、全141問!
2022年7月刊
この書籍を作った人
1970年、横浜市生まれ。女子美術短期大学卒業。絵本作家、漫画家。絵本に『センシュちゃんとウオットちゃん』(小学館)『セミくん いよいよ こんやです』(教育画劇)『寿限無』(ほるぷ出版)『フローリアとおじさん』(白泉社)『ペンギンきょうだい れっしゃのたび』(ブロンズ新社)『ピヨピヨ スーパーマーケット』『ピヨピヨ メリークリスマス』『ピヨピヨ もりのゆうえんち』(佼成出版社)、読み物に『letters レターズ』(偕成社)『マルガリータとかいぞく船』(あかね書房)、マンガに『さすらいの就職犬!ワンワンちゃん』(白泉社)など多数。
出版社からの内容紹介
保育園・幼稚園でおなじみの
季節・行事にまつわる童謡や人気の曲を30曲収録。
メドレー機能やボリューム調節機能付き音出るえほん。
みどころ
中国4000年の歴史の中の、ほんの100年の物語。戦乱ふきあれる混沌の時代に、中国の覇権をめぐって、歴戦の武将たちがぶつかり合っていた!
マンガに、アニメに、映画に、ゲーム。一度入ったら抜けられない、奥深さ底なしのエンターテイメント。それが、三国志!
だけど、登場人物が多すぎ! しかも、キャラクターの名前がほとんど、むずかしい漢字二文字って……。ただ読むのだってややこしいのに、覚えるのなんて、ぜったいムリ。
わかる、わかります。だけどこんなにも古くから、多くの人に深く愛され続けている三国志。よっぽどおもしろいにちがいないのに、あきらめるのは、もったいない!
「キャラ絵で学ぶ!」シリーズの最新刊は、おもしろいのはまちがいないけど、ちょっとややこしい三国志を、やさしく、くわしく、徹底解説していきます。
赤壁の戦いに、桃園の誓い。聞いたことはあるけど、じっさいどんなエピソードかは知らない、あんな名場面や名ゼリフもたっぷり!
シリーズ恒例、登場人物たちがユーモラスなキャラクターとしてイラスト化しているのはもちろん!
キャラクター同士の相関図や、それぞれの勢力の動きをあらわした勢力地図が、おおきなエピソードごとに描かれていること。
それぞれのキャラクターが属する勢力ごとに、服装が色分けされていること。
そうした、目で見て理解を深めるための工夫が、ふんだんに盛り込まれていているのが特徴です。
漢字はむずかしいけど……これなら、それぞれのキャラクターがどこのだれなのか、ちゃんとわかる!
また、思わずだれかに話したくなる、三国志にまつわる豆知識を教えてくれるのも、うれしいみどころ。
紙芝居も、おまんじゅうも、あの孔明の発明ってホント?
『破竹の勢い』や『苦肉の策』って、三国志由来の言葉だった!
「三国志ってぜんぜん知らない」なんて人も、実は三国志由来のものには触れているんですね。
だれもかれもを夢中にさせる三国志。この一冊があれば、その入り口が小説でも、ゲームでも、アニメでも、怖いものなしです!
あらたに三国志の世界に足を踏み入れる人にも、登場人物の多さや名前のむずかしさのために一度あきらめてしまった人にも……そして、あらためて三国志全体を復習してたのしみなおしたい、三国志好きの人も満足させてくれる、オススメです。