谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
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絵本紹介
2022.08.10
絵本選びに悩んだとき、シリーズになっている作品を手に取ってみるのが近道のひとつと言われています。シリーズとして巻数を重ねている作品は、すでに多くのファミリーのお墨付き。中にはパパママが子どもの頃読んだ作品が、今もなお、シリーズとして新刊が出ている……なんてことも。
時を超えて、子どもの頃のワクワクに出会えるのもシリーズ作品の魅力です。2022年8月の新刊&おすすめ絵本の中から、人気のシリーズ作品を集めました。
出版社からの内容紹介
○○にみえて、よくみると・・・おや?
気付いてびっくり! 見つけてたのしい!
かわいい動物たちに、思わずほほえむ・・・!
Twitterで大人気!shimizuの「○○にみせかけて・・・」シリーズが、
絵本「よくみると…」になり、2021年9月の発売後、即重版の大人気に!
大好評にお応えして「よくみると…」の続編、「よくみると…もっと!」がいよいよ発売!
思わずほっこりする、ユーモアあふれる世界は前作から引き続き、
より笑顔になれる新作ができました!
さがしあそびもたのしい!
大人も子どももハマる、新感覚の発想絵本。
ラストにはほっこり…!
出版社からの内容紹介
子供に人気のテレビや映画のヒットソングや季節の童謡などを25曲収録。
かわいい絵本を見ながら、歌って楽しめる!
メドレー機能やボリューム調整機能付きの音出るえほん。
出版社からの内容紹介
ゾウ、カバ、キリン、ライオン、シマウマ、ジャッカル、水牛、ガゼル、ミーアキャット、ブチハイエナ、ハゲワシ…、力強く生きるサバンナの動物たちがいっぱい!
好評『うごかせ!のりもの』『すごいぞ!!きょうりゅう』『みつけた!こんちゅう』『いるいる!みずべのいきもの』に続く、めくって動かすしかけ絵本。
小さなお子さまから楽しめる、科学絵本の新定番です。
一度は目にしてみたい、生命力あふれる王国の風景が、迫力たっぷり、ユーモアいっぱいに描かれます。
この書籍を作った人
1969年東京生まれ。主な絵本作品に、『巨大空港』、『飛行機しゅっぱつ!』『新幹線しゅっぱつ!』『路線バスしゅっぱつ!』(以上、福音館書店)、『はこぶ』、『みつけた!こんちゅう』(ともに教育画劇)、『そらのうえのそうでんせん』『まよなかのせんろ』(ともにアリス館)、『しゅつどう!しょうぼうたい』(金の星社)、「はしる!新幹線」シリーズ(PHP研究所)、『ヘリコプターのぷるたくん』『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)ほか多数。
出版社からの内容紹介
ここは、動物でもあり乗りものでもあるふしぎな生きもの、アニマルバスが暮らす村。
おっちょこちょいな見習いバスのシーバは、でこぼこ道を走る練習中に、大きな穴に落ちてしまいました。その先にいたのは……なんと先輩のもぐらバス・モルモル! モルモルはお客さん思いで、走るのもとっても上手。そんなモルモルにあこがれた見習いバスのなかまたちは、地下の幼稚園の遠足をお手伝いすることに! 人気シリーズ第6弾★
◆◆「アニマルバス」とは?◆◆
「しずくちゃん」や「おじぱん」、「ばなにゃ」を生み出した、株式会社クーリアによって制作されたキャラクター。動物でもあり、乗りものでもある不思議な仲間たちが、一人前のバスになるために大奮闘! テレビ東京系列の子ども向けバラエティー番組「きんだーてれび」で、アニメーションにもなりました。
この書籍を作った人
1977年秋田県生まれ。2007年、『おひさま』(小学館)主催第13回おひさま大賞の童話部門最優秀賞を受賞。『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』(学研)が初の絵本作品。児童書の作品に『ウルは空色魔女@ はじめての魔女クッキー』(角川書店)がある。また、浅野真澄の名前で声優としても活躍、多数の出演作をもつ。
出版社からの内容紹介
むつきさん・きさらぎさん・やよいちゃんからしわすちゃんまで、12か月の名前が付いたおふくさんたちが、定番の行事や風物詩・旧暦の由来などを紹介します!絵本を読みながら、12か月の色々なことが楽しめる行事絵本です
この書籍を作った人
三重県生まれ。大杉華水氏に師事し、伊勢型紙を学ぶ。子どもの本の専門店「メリーゴーランド」(三重県四日市市)主宰の「絵本塾」に参加。絵本作品に『おふくさん』(大日本図書)、「もりのちいさな はいしゃさん」シリーズ(文・上平川郁里/山画廊)、『つきに いった うさぎの おはなし』(学研)などがある。
出版社からの内容紹介
ベストセラー絵本がポケット版になった
ベストセラー絵本「チャレンジミッケ!」シリーズが、手軽に持ち運べるポケット版となって新登場。
「チャレンジミッケ!」シリーズは、美しい写真の世界からたくさんのアイテムを探すさがしっこ絵本の決定版。
小さくなって難易度もアップ。子どもも大人も時間を忘れて夢中になる絵本です。
1巻目は、どのページにもおもちゃの数々がぎっしりつまっています。
【編集担当からのおすすめ情報】
「チャレンジミッケ!」シリーズは、シリーズ累計943万部のベストセラーシリーズです。今年(2022年)で、日本での出版30周年。三世代にわたって親しまれてきた絵本です。子どものときに読んでいた人も、ポケット版で再チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
出版社からの内容紹介
こんがらがっちの指でたどる絵本第7弾!
こんがらがっちのゆびでたどる絵本第7弾は、リバーシブルのビンゴカードつき!
「いるか」と「もぐら」がこんがらがってできた生物「いぐら」が主人公の物語。
ある日、いぐらは絵本の中にビンゴカードを発見します。あれ? いぐらが発見したビンゴカードと同じものが、この本の中にもについていますよ。さあ、あなたもビンゴカードを片手に持って、いぐらと一緒にでかけましょう。選んだ道で出合う、いろいろなものを数えてビンゴしながら進むのって、楽しい! さあ、ゴールについたときに、あなたはいくつビンゴできているでしょうか? 数えるおもしろさと、達成感を味わえる「いぐら、かぞえてビンゴ!」のほか、「いぐら、クイズで ビンゴ!」、「いぐら、2もじしりとりで すすめ! 」の計3話収録。
特製のビンゴカードは、表と裏で使えるリバーシブル仕様。
グリーンの側は「いぐら、かぞえてビンゴ!」で、パープルの側は「いぐら、
クイズで ビンゴ!」で使います。ともだちや家族の方と一緒にビンゴができるよう、そしてなくしてしまったときも遊べるよう、3枚入っています。
【編集担当からのおすすめ情報】
本作を手がけるのは、佐藤雅彦と慶応大学佐藤雅彦研究室の卒業生からなるクリエイティブグループ「ユーフラテス」。Eテレ『ピタゴラスイッチ』や『0655・2355』の制作もしています。物事を様々な見方から捉えるユニークな発想で、頭が「!」となるおもしろい仕掛けが随所に盛り込まれています。いぐらのちょっとしたつぶやきやドタバタハプニング、少しだけ出てくるサブキャラクターにも注目です。
みどころ
ブラウンストーン一族は、何千年もかけて世界中のふしぎなものを集めている冒険一族。地下室には、立派な鎧やふしぎな像、謎の生き物の骨、岩に刺さったままの剣など、世界各国のあらゆるお宝が眠っています。なかでも一番のお宝は、ブラウンストーン一族の冒険がまとめられた一冊の古い本。
今回は、ブラウンストーン一族の中で最初に冒険に出かけた、アーサーの物語が語られます。
アーサーは、一言で言えば「すごいことなんかしそうになかった」男の子。町に住むおばあさんから昔話を聞くのが好きで、森に住むふしぎな生きものと仲良くなるのが上手でした。
ある日、突然森からやってきたオオカミが、アーサーの町を襲い、町を温めている大きな炎を消してしまいます。森にいたことで、オオカミを呼び寄せたと疑われてしまったアーサーは、自身の疑いを晴らし、オオカミに消された火を再び灯してもらうため、かみなりの神様を探す旅に出ることになりました。アーサーは、無事、かみなりの神様に会うことができるのでしょうか? 町を守る火は、再び燈るのでしょうか?
おはなしに登場する、「かみなりの神トール」や「ばけもののオオカミのフェンリル」「うちゅうの木」など、北欧神話を読んだことがある方ならすぐに、この作品が北欧神話をベースに書かれていることに気づくことでしょう。「ブラウンストーンいちぞくのぼうけん」は子どもの頃に知っておきたい神話を題材に、主人公がワクワクドキドキする冒険に出かける絵本シリーズなのです。
アーサーのおはなしの中には、文章だけでなく、絵の隅々にも北欧神話に登場する神やふしぎな生きものが描かれています。巻末には絵に出てくるものの詳しい解説も載っていますので、北欧神話を知らなくても大丈夫。おはなしを読むことで自然と神話の知識も身につく、一冊で二度楽しい作品です。
シリーズ2作目の『マーシートスフィンクスのなぞ』はエジプト神話が題材のおはなし。神話に詳しい方も、神話を知りたい方も手に取ってほしい一冊です。
この書籍を作った人
絵本作家、イラストレーター。イギリス南部のブライトンで生まれ育ち、西イングランド大学ブリスタル校でイラストレーションを学ぶ。現在ロンドン在住。邦訳された絵本に『いっぴきぐらしのジュリアン』(岩崎書店)『エリンとまっくろ岩のひみつ』(評論社)がある。
この書籍を作った人
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はシェイクスピア。訳書にナルニア国物語やドリトル先生、赤毛のアンといった児童書向けシリーズ、ポー傑作選、シェイクスピア戯曲の新訳(すべてKADOKAWA)、『若い読者のための文学史』(すばる舎)など、著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中央公論新社)などがある。
みどころ
「ふしぎ亭」へようこそ。
こちらは真夜中だけ開くふしぎなレストラン。
扉を開けると、らいおんシェフとひつじママがお出迎えしてくれます。
今回やってきたお客さんは、十歳ぐらいの男の子と八歳ぐらいの女の子の兄妹。
どうやら眠っている間にレストランに来てしまったようです。ということは、ここは兄妹のゆめの中!?
とにもかくにもお客さんである兄妹に、さっそくレストランの定番メニューを差し出します。
メニューは三種類。
白い表紙の〈これが食べたい! メニュー〉
青い表紙の〈思い出メニュー〉
赤い表紙の〈おなやみ解決メニュー〉
このうち兄妹が選んだのは、白い表紙のメニュー。メニューを開いて、食べたいものを思い浮かべながら白いページを指でさわると……。浮かび上がってきたのは、小さな家の絵。兄妹のふたりは「おかしの家」を食べたいと思っていたのでした。けれども「おかしの家」といえば、ヘンゼルとグレーテルのお話が有名で魔女がつきもの!?
まずは、どんなおかしの家なのか、らいおんシェフとひつじママが確かめに行くことにしたのですが、待ちきれない好奇心旺盛な兄妹と、おまけに寝かせておいたはずのひつじの子ステラまで後ろからついてきてしまって‥‥‥。
はたして見つけたのはどんな「おかしの家」だったのでしょうか。そこにいたのはどんな魔女? そしてみんな無事に「おかしの家」から帰れるのでしょうか?
存在も不思議なら、起こる出来事も不思議でいっぱいの「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズ。今回はシリーズ5作目となりますが、魔女に追いかけられたり、ひつじの子ステラが魔法のほうきを乗り回して森に突っ込んでしまったり、底なし沼にはまりそうになったり……いつも以上のハラハラドキドキが詰まっています。
作者は「キャベたまたんてい」シリーズが小学生に大人気の三田村信行さん。一度読んだら忘れられない奇妙な世界を描いた名作『おとうさんがいっぱい』を書かれた方でもあります。不思議な奇妙さと謎解き要素、ちょっと怖いような感じが魅力的な物語世界は、ワクワクの楽しさとハラハラの怖さのバランスが絶妙でどんどん惹きこまれてしまいます。ハラハラドキドキしながらも、明るくて親しみやすいあさくらまやさんのイラストに安心感があり、あっという間に物語の世界へ連れていってくれるでしょう。今回の魔女が追いかけてくる場面はなかなかの迫力がありますのでお楽しみに!
「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズはどの巻からでも楽しめます。お話が気に入ったら、他の巻も手にとってみて下さいね。とくに、らいおんシェフとひつじママ、子ひつじのステラの大きな秘密が詳しく分かる1巻の『3つのメニューのひみつ』を読んでおくとシリーズをより楽しめますよ。
さて、あなたなら「ふしぎ亭」でどんなメニューを注文しますか?
この書籍を作った人
1939年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。「風の陰陽師」シリーズ(ポプラ社)で第32回巌谷小波文芸賞、日本児童文学者協会賞を受賞。主な作品に『おとうさんがいっぱい』(理論社)、『しゅっぱつしんこう!』、『さむがりやのゆきだるま』(ともに小峰書店)、「キャベたまたんてい」シリーズ(金の星社)、「妖怪道中膝栗毛」シリーズ、「妖怪道中三国志」シリーズ、「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズ(すべて、あかね書房)などがある。
この書籍を作った人
1980年東京都に生まれる。武蔵野美術大学卒業。フリーのアニメーターとして映像制作に携わりながら、絵本ワークショップ「あとさき塾」で学ぶ。作品に『ブルブルさんとおばけのあかちゃん』(小学館)、『ピーマンくんえんにいく』(学研プラス おはなしプーカ)が、絵を手がけた作品に『マルコはとなりにおつかいに』(くもん出版)、「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズ(あかね書房)などがある。
出版社からの内容紹介
おつかい中に豆吉がスリにあい、いつものごとく若旦那が激怒! でも犯人はどうやら子どものようで、豆吉は3日間猶予をもらい、自分で探し出すことに。おてんば娘のお駒の協力により見つけた犯人は、スリの大名人「そよ風宇平」の孫、小宇平という子どもだった。しかも、男の子の格好をした女の子! スリはよくないと、豆吉はその手先の器用さを活かして、手品を習うことを勧める。そこで小宇平は、若豆屋の常連で手品好きな老人の元へ通い始めるのだが…。
江戸人情にジェンダー問題が絡みあう、粋なシリーズ第三弾!
出版社からの内容紹介
2017年弊社刊「にほんごえいご おしゃべりタブレットえほん」を新装・リメイク。
機能的な仕様はそのままに、表紙、パネル面、成形色を一新。
取り外してもちはこべるのがとっても便利な音の出る知育絵本。
ひらがな・アルファベット・かず・いろ・あいさつなどの
文字や言葉を学ぶことができます。
また、絵本では、自然と言葉に親しめる
「さがし絵」や「まちがいさがし」なども充実。
子どもが飽きずに長く楽しめる工夫を盛り込んでいます。
出版社からの内容紹介
丈夫な厚紙製の写真絵本「スーパーのりものシリーズDX(デラックス)」に、飛行機を集めた一冊が登場しました!
JALやANAの新機種に加え、国内外の航空会社の色とりどりの旅客機を数多く掲載。また、旅客機以外の飛行機や空飛ぶのりもの、空港で働くのりものなどもご紹介。
親子で楽しめるワンポイント解説付き!
持ち運びにも便利なコンパクトサイズで、おでかけのおともにもぴったりです!