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『じっちょりんのふゆのみち』『のはらでまたね』かとうあじゅさん、はせがわさとみさんインタビュー

寒い寒い冬の日。みなさんはどんな風に過ごしていますか? お家でゲーム? DVD鑑賞? たまには家族で絵本を開いて、外の世界に思いをはせるのも良いですよね。今回はそんなときにオススメ、寒さがほっこりと温かくなる絵本をご紹介します。1冊はみんな大好き! 「じっちょりんシリーズ」の最新刊『じっちょりんのふゆのみち』(かとうあじゅ)。もう1冊はたぬきのかわいい勘違いが魅力の『のはらでまたね』(はせがわさとみ)。2冊の発売を記念して、丸善丸の内本店で開かれたイベントレポートと共に、お二人にインタビューを行いました。

2015年1月24日(土)、丸善丸の内本店にて、「『じっちょりんのふゆのみち』かとうあじゅ & 『のはらでまたね』はせがわさとみ 二人展開催記念 読み聞かせ & ワークショップ」が開催されました。

まずはかとうあじゅさんによる「じっちょりん」シリーズ最新作、
『じっちょりんのふゆのみち』の読み聞かせ。

そして『のはらでまたね』をはせがわさとみさんが読み聞かせをしてくれました。


子どもたちもとても熱心におはなしに聞き入っていました。

読み聞かせが終わるといよいよワークショップです。

この大きな絵は、この日のために二人で描いた特別な冬の絵。(貴重な二人のコラボレーション!)子どもたちに、じっちょりんや動物たちを自由に描いてもらって、もっとにぎやかな絵に完成させていきます。



描いた絵はハサミで切って…




好きな場所にペタリ。
地面の下にも、たくさんの仲間が集まってきて…

とっても素敵な作品が完成しました!

イベントを主催した、丸善丸の内本店児童書担当・兼森さんに、お二人の絵本の魅力について、書店員さんからの視点を交えて教えてもらいました。

「全く違うタイプの絵のタッチ、おはなしのテーマですが、そこに介在している空気感みたいなものが、かとうあじゅさんとはせがわさとみさんは、すごく似ていると感じています。万人に受け入れられる「愛されオーラ」が二人の作品からは漂ってくるんです。そういう作品って、子どもを意識しすぎて変に手加減されているというか、べったりとした甘さみたいなものが感じられることも多いのですが、二人の作品はむしろ、ピリッと辛口で(笑)。自立した文章というか、描きたいものへの「愛しさ」や絵本に対する芯がデビューから一貫してずれていない。それが二人の作品の魅力で、書店員として今後もどんな作品を見せてくれるのか、とても楽しみです。」

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かとう あじゅ

  • 東京生まれ。幼いころの絵本が好きな気持ちのまま現在に至る。
    絵本ワークショップ「あとさき塾」出身。
    作品に「ただ よんだだけ」「なかよしスタンプがたまったら」(おはなしプーカ・学研)がある。「じっちょりん」シリーズは、『じっちょりんのあるくみち』、『じっちょりんのなつのいちにち』、『じっちょりんとおつきさま』、『じっちょりんのふゆのみち』(全て文溪堂)がある。

はせがわ さとみ

  • 1980年静岡生まれ。絵本ワークショップ「あとさき塾」で学ぶ。2012年、第18回おひさま大賞最優秀賞を受賞。絵本に「とんでったぼうし」(おはなしプーカ 学研)、「おばけのドレス」(絵本塾出版)、「こうくんとちいさなゆきだるま」(小学館)、「のはらでまたね」(文溪堂)などがある。

作品紹介

じっちょりんのふゆのみち
じっちょりんのふゆのみちの試し読みができます!
作:かとう あじゅ
出版社:文溪堂
のはらでまたね
のはらでまたねの試し読みができます!
作:はせがわ さとみ
出版社:文溪堂
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