『いただきバス』からはじまった人気シリーズに、新作『まめまきバス』が加わりました!
『いもほりバス』『たなばたバス』につづいて4作目です。
Eテレ「いないいないばあっ!」のキャラクターデザインや人形劇のお話制作(2015年度〜)、あそびうた、作詞作曲など、絵本作家だけにとどまらない旺盛な活動をされる藤本ともひこさん。
多彩な創作活動の中で “絵本ならではのエンターテインメント”を追求したという『まめまきバス』はどんなお話なのでしょうか。無病息災を願う「節分」がまさかこんな展開の絵本になっちゃうとは!?
藤本ともひこさんのお話、どうぞお楽しみください。
●3、4、5歳。…みんな大好き! 「いただきバス」シリーズ
───「いただきバス」シリーズは絵本ナビでも人気者。新作の前に今までの本をご紹介しちゃいます!
主人公は、バス! 運転手さんはいなくて、かわりにバスに顔が描いてあります。乗り込んだのはねずみくんたち。りんごを食べにいきたい、と聞いたバスはさっそく猛スピードで走りだします。年中さん向けに作られた絵本ですが、幅広い年齢に大人気!
バスがしゃべりバス
このバスしゃべるんです。 「おはようございバス」
ねずみたちをのせて、 「しゅっぱつしバス」
おいしいりんごを食べるために、野を越え、谷越え、山越えて。
途中、大きな崖にさしかかります。 どうするのかなあと思ったら・・・
ねずみたちがバスをくすぐった途端、バスがびろーんと伸びて、向こうの崖まで届いちゃうんですね〜。面白い。もちろんありえませんが、息子は「わあーっ、のびた!」と感嘆の声。
そのあと、さらにくすぐられたバスは、どぴゅーんと飛んで・・・ 目的地のりんごの木に無事到着。
「いただきバース」みんなでおいしいりんごを食べました。気楽に楽しめる絵本だと思います。
(りょーママさん 30代・ママ 男の子2歳)
第2作『いもほりバス』は、ねずみくんたちがバスのおしりをつんつんすると、鼻がつんつんつーんと伸びてドリルになっちゃうすごいバスに大変身! 「まさか」と言いたくなるダイナミックな展開に子どもも大人も大笑い。大きなおいも、おいしそう!
つんつんでつつーんと変身!
ねずみくんたちがバスに乗っていもほり遠足におでかけです。
ねずみたちがバスをつんつんとすると、バスがつつーんと「いもほりバス」に変身!子どもたちも大喜びでした。
いもほりバスにいもほりを手伝ってもらい、とっても大きなおいもが取れました。そのおいもがスゴい方法で焼き芋になるのですが、思いもよらなかったので、みんなで大笑いしてしまいました。
大勢への読み聞かせに使っても盛り上がる絵本だと思います。
(クッチーナママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子7歳、男の子4歳)
第3作『たなばたバス』は「5、4、3、2、1、0!」とロケットのように宇宙へ出発! たなばたバスはどこまでいくの? そりゃあ星空まででございバスよ。おりひめさまの願いをかなえるために、バスくんとねずみくんたちが大活躍。あっと驚くものを天の川からつり上げて、最後はやっぱり「ごちそうさまでした」。
このシリーズも面白いバス
息子がはまっているシリーズの1冊です。「いってきバス」など面白い発言が多くて息子は笑ってます。七夕の時期ではないけれど借りてきました。
織姫も彦星もまだ理解してませんが、スイカが飛び出したりと楽しくてお気に入りのようです。
(たみのかさん 30代 ママ 京都府 男の子2歳)
───どの絵本も盛り上がるんですよね〜〜〜。さて待望の新作『まめまきバス』は……!?