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お正月が やってくる

お正月が やってくる(ポプラ社)

お正月かざりを売るなおこさん一家の年末年始をとおして、人びとの暮らしに息づくお正月を迎えるよろこびを描いた絵本。

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新刊
おともだちに なってくれる?

おともだちに なってくれる?(評論社)

ミリオンセラー『どんなにきみがすきだかあててごらん』のかわいい続編♪

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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  もうすぐ梅雨到来! でも雨の日もきっと楽しい!?『カエルのおでかけ』 高畠那生さんインタビュー

月刊誌からハードカバーへ。そして日本絵本賞、受賞!

───『カエルのおでかけ』は、2009年に月刊絵本「キンダーおはなしえほん」で発表され、その後、2013年に書店でも販売される形の絵本になったんですよね。

そうです。「キンダーおはなしえほん」版も持っていますよ。


右が月刊絵本「キンダーおはなしえほん」バージョン。比べてみると、いろいろ違いますね。

───カバーの絵が違いますね。カエルのTシャツの柄も違う!

本屋さんで置いてもらうときに、赤い傘をさしたカエルのほうが目を引くと考えたんだと思います。Tシャツは傘の赤とかぶってしまうから、黄色に変えました。

───横の茶色い太線は、本の背ですか?

そうです。海外の本のようにオシャレなデザインにしたくて、自分で背を描きました。

───背のデザインの線が手描きで、ちょっとアバウトになっているところが、高畠那生さんらしいと思いました。カバーの絵を変えた以外に、書店用で変えた部分などはありますか?

絵本の内容はほとんど変わっていません。ただ、発売する前に内容を大きく変えようかという話も出ていたんです。

───え? そうなんですか? それはどういう経緯で?

もともと、書店用の絵本は2011年に出版されることが決まっていたんです。でも、3月に東日本大震災が起きて、この公園のシーンがぼくの中で引っかかってしまい、出版を延期してもらったんですね。それで、どういう形で出版するのがいいかを考えたとき、この公園の2ページを取って、新たに2枚新しい絵を描いて、ページの順番をごっちゃにして、まったく違うおはなしを作ったらいいんじゃないかと思ったんです。

───それは、前代未聞のすごいチャレンジですね。

結局は、新しいおはなしができないまま2年が経ってしまって、自分の中でも気持ちに整理がついたので、出版することになりました。

───それで、2013年に出版し、その年の「日本絵本賞」を受賞されたんですね。

そうなんです。今まで絵本で賞をもらったことがなかったので、とても嬉しかったですね。


「日本絵本賞」を受賞したときの盾と並べて。

───読者としては、幻の2枚を使った違うおはなしも見てみたかった気もしますが……(笑)。『カエルのおでかけ』はラフ(下絵)のやりとりなど、制作で苦労したことはありましたか?

そんなに細かい修正などは入らなかったと思います。デビューして3〜4年くらいのいろいろチャレンジしてみたい時期だったから、結構好きにやらせていただいて……。今、原画を改めて見ると、結構がんばっていたなと思いますね(笑)


原画を見せていただきました。大雨の場面、やはり迫力満点です!

───やはり、原画は独特の迫力がありますね。

この、赤い小さい人は、ぼくの作品の初期から結構ひんぱんに登場している人なんですよ。

───え! そうなんですか。他の絵本も探してみたくなります。


高畠那生さんの絵本によく登場する「線の人」。みなさんも探してみてください。

出版社おすすめ

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『あっぷっぷのぷ〜』 すずきまみさんインタビュー
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高畠那生(タカバタケナオ)

  • 1978年岐阜県生まれ。絵本作家。主な作品に『ぼく・わたし』『チーター大セール』(ともに絵本館)『いぬのムーバウいいねいいね』(講談社)『おまかせツアー』(理論社)『ぞうの金メダル』(作・斉藤/岩崎書店)『飛んでった家』(作・クロードロワ/訳・石津ちひろ/長崎出版)がある。

作品紹介

カエルのおでかけ
カエルのおでかけの試し読みができます!
作・絵:高畠 那生
出版社:フレーベル館
全ページためしよみ
年齢別絵本セット