次世代を担う子どもたちの健やかな成長を願い、1982年から続けられている「カルピス絵本」の発行。
「思いやりの気持ち」や「想像することの楽しさ」など、毎年、テーマに合った1冊が発行され、全国の保育園・幼稚園へ「カルピス」とミニ絵本が届けられています。
2018年のテーマは「“いっしょにつくる”楽しさ」。今年は『すっぽんぽんのすけ』(鈴木出版)や『ふってきました』(講談社)などの数多くのユーモア絵本を手がける、もとしたいづみさんが文章を、イギリス在住のイラストレーターで絵本作家のヨシエさんが絵を担当した『ドーナツやさんのおてつだい』(泰文堂)が出版されました。
今回はもとしたいづみさん、ヨシエさんのWインタビューをお届けします!
ドーナツやのポルカさんは、毎日おいしいドーナツを作っています。 早春のある日、そのこうばしい香りに誘われて、町の子どもたちがわいわい楽しくポルカさんのドーナツ作りのお手伝い!そして、お礼のドーナツを食べていたら、不思議な手紙が一通届きました。 「おいしくて きれいな ドーナツ 100こ、 あした あなもりやまの てっぺんに もってくること!」 ポルカさんと子どもたちが「いっしょに」作るカラフルでおいしそうな100個のドーナツを見ているだけで、おなかが「まんぷく」になりますが、さらにあらたな出会いで心も「まんぷく」に! 幸せいっぱいの春を感じられる、読み聞かせにぴったりの絵本です! この絵本はアサヒ飲料株式会社より、全国の幼稚園や保育園に2018年の『カルピス絵本』として贈呈されます。
●37年の歴史を持つ、「カルピス絵本」って何?
子どもたちのすこやかな成長を願う、ひなまつり。白酒に見立てた「カルピス」で乾杯し、楽しい思い出につながるように、1963年からアサヒ飲料株式会社が実施している「『カルピス』ひなまつりプレゼント」。
1982年からは「カルピス」と、カルピス絵本のダイジェストをまとめたミニ絵本を、応募のあった全国の幼稚園・保育園にプレゼントしています。
「カルピス絵本」の歴史
「カルピス絵本」シリーズは1982年『わらってよカバのはいしゃさん』を皮切りに、2018年の『ドーナツやさんのおてつだい』まで、現在、36作品! その中には、「もったいないばあさん」シリーズの真珠まりこさんや、「わんぱくだん」シリーズの末崎茂樹さんなど、豪華作家陣による作品がずらりと並んでいます。また、30年を超えて愛される人気作『グリーンマントのピーマンマン』も「カルピス絵本」のひとつです。
保育園・幼稚園に届けられる、「ミニ絵本」ってどんなもの?
ミニ絵本には、「カルピス絵本」をダイジェスト版にしたもののほかに、「カルピス」で作る“ひなまつり親子でクッキング”レシピなど、お得な情報が盛りだくさん。「カルピス」を飲みながら、絵本を読みながら、親子の大切な時間を育んでほしい。そんな想いが詰め込まれています。
いかがでしたか?
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