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───「アキレスケンさん」、ユニークなペンネームですが、由来を伺えますか?

僕は、趣味でフットサルとサッカーをやっているんですが、4年前くらいに、サッカーでアキレス腱を切りまして。そのあとリハビリ中に友人から冗談で「アキレスケンさん」て呼ばれたんです。そして、それが絵本を描くことになったきっかけにもなったので、ペンネームにしました。

───なるほど。アキレス腱を切ったことが、絵本を描くきっかけになったとは、どういうことでしょうか……?

それまで、フットサルやサッカー、野球も好きで応援に行ったり、冬はスノボへ行ったり……。仕事をしながらスポーツ漬けの毎日だったのが、ある日、アキレス腱を切ったら、途端にやることがなくなってしまったんですね。
松葉杖の生活で、時間を持て余しました。そこで考えたのが、この怪我が治るまでの時間で何か新しいことにチャレンジできないか、ということでした。それがこのペンネームにした由来です。


後ろ姿が「アキレスケンさん」

───スポーツができない時間に、別のことに目を向けたのですね。

アキレス腱を切って前向きになったと言うと変ですけど、新しいことをやってみようというきっかけになったんです。

───普段のお仕事は、絵本やイラストと何か関わりがあるのですか?

いえ、無関係です。

───これまで、絵を描いて発表したり、創作したりという活動はしていたのでしょうか。

大人になってからは全くないです。でも、子どものころから、イラストを描くのは好きでした。ちょうどキン肉マンやビックリマンチョコの世代なので、絵を真似て描いたりして。でも、創作をしようという気は全然なかったですね。

───では、ケンさんにとって、とても新しい取り組みだったんですね。

漠然と40歳を超えたら新しいことをやってみようと思っていたんですが、はじめ絵本を作るということは考えていなかったんです。でもアキレス腱を切ったときに思ったことは、これから先歳をとって、病気したりケガをしたり、スポーツできなくなることがあるんじゃないかと。若い頃はスノボで骨折したりケガした友達もいたり、無茶苦茶やってもノリでいけちゃうところがあるけれど、歳をとってくるとなかなかそうはいかなくなりますよね。スポーツ以外の趣味であるイラストを活かして、40歳で絵本を一冊作ってみようと思い浮かんだんです。

───マンガや映像などではなく、絵本という手段を選んだのはなぜですか?

仕事をしながらという自分の生活に合っていると思ったからです。考えるストーリーの内容や長さがちょうど絵本向きかなって思いました。

───絵本を子どもの頃に読んでいたり、もともと親しみがあったのでしょうか。

人並にですが、母や祖母に読み聞かせをしてもらっていた記憶はありますね。

───大人になってから新しいことをやってみたいという気持ちは、同世代の人は共感することかもしれません。

人生は1回しかないので、やりたいと思ったらやってみたほうがいいと思います。先日亡くなった元プロ野球監督の星野仙一さんも言っていましたが、「見逃し三振するくらいだったら、空振り三振しろ」、「迷ったら前に出ろ」ということを座右の銘にしていて、それにとても共感していました。負けたら人生終わってしまうようなギャンブル的な挑戦は別ですが、ある程度できそうで、周りからも共感してくれるような内容のものであれば、やりたいことを諦める必要なんかないと思うんです。

───どんどん挑戦したらいいということですね。

ハイタツマンが最後、ゆうびんやさんに戻ったときに、「いま ボクに できることを いっしょうけんめい がんばるぞ」と言います。この場面は、ハイタツマンとしてのセリフなのか、ゆうびんやさんとしてのセリフなのかは、受け取る人に委ねてたいと思って描きましたが、いろんな仕事や立場の人にも、そう思ってもらえたらいいなという思いをこめています。夢と現実、両方大事というか。仕事でも趣味でもどんなことでもいろいろと壁にぶつかることがあると思うんですが、そんなときにも前向きになれるようにこのおはなしを読んでもらえたらと思います。

───サラリーマンが共感するメッセージも込められているのですね。周りの方にはこの絵本を作っていることは話されましたか?

いえ、一般の企業で働いているということもあり、基本的に周りには内緒で一人で作り終えました。家族と出版社さんだけにしか話していません。

───絵本を作っていると話したときのご家族の反応はどうでしたか?

「ふ〜ん」という感じでしたが、スポーツしか興味ないイメージしか持っていなかったと思うので、かなり意外だと思ってるんでしょうね(笑)。
家族にはまだ完成した絵本を見せていないんです。小学校3年生の甥っ子がいるので、見せられたらいいなと思います。

───反応が楽しみですね! 今回、思い立ってから、制作して、実際に絵本の形になってみて、いかがですか?

描いているときは楽しかったですね。子どものころから好きだったイラストが作品になって嬉しかったです。
ああこうやって形になるんだなと、完成した本を手にしたときは感無量でした。個人的には本当にチャレンジしてよかったと思っています。

───絵本を手にとった子どもたちに、どんな風にこの作品を楽しんでほしいですか?

小さい子どもたちも楽しんでもらいたいと思って作っていますが、戦争や平和など、内容を理解するのは、もう少し大きくなってからでもいいと思っているんです。小さいときはわからなくても、年齢を重ねていったとき、何かひとつでも心に残っていて、振り返ってまた読んでもらえるような作品になってくれたらと思います。
一冊にこめた平和の願いが、だんだん広がっていったらいいなと思います。

───ありがとうございました!



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アキレスケンさん(あきれすけんさん)

    作品紹介

    星のゆうびんやさん ハイタツマン
    星のゆうびんやさん ハイタツマンの試し読みができます!
    作:アキレスケンさん
    出版社:牧歌舎

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