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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  『ぼくのふとんは うみでできている』ミロコマチコさんインタビュー

───ラフと原画の間に、絵を変えたりすることもあるんですね。

そうですね。私はほぼ原寸に近いサイズでラフを作ります。色も付けて描くので、原画とあまり変わらないといわれることもあります。本番前に何度も原画を描いている感じですね。『ぼくのふとんは うみでできている』のラフはこんな感じでした。

───すごい、貴重なラフですね。まず、気づくのが、表紙が絵本と違いますね。

そうですね。でも、実は今回、カバーと表紙の絵を変えているんですよ。

───あ、本当だ! 表紙はラフに近いですね。

貝殻の場面は、最初、貝を拾って遊んでいるイメージで描いたのですが、ちょっと想像力が必要かなと思い、今の形に変えました。

描き直したものは上から新しい絵を貼り付けています。

ちょっとした修正は、付箋に書いておいて、原画を描くときに直します。

───ゾウに布団を奪われた男の子の表情、たしかにラフの方は普通の顔色ですね(笑)。


絵本のページ

ラフの下絵

本当だ(笑)。

───絵本を読んで、夜、布団に入り目を閉じると、「今、この布団は海になっているかも…、いやいや、パンになっているかも…」と想像することができるところが、絵本ならではの楽しみだと思うのですが、ミロコさんは実際にあったら良いなと思う布団はありますか?

パンの布団があったら良いですね。しかも焼きたての温かいやつ。眠っていてちょっとお腹がすいたときにかじったら楽しいですよね。
私、結構眠りが浅くて、夢を見るんですが、夢と現実が混同することもよくあるんですよ。本を買った夢を見て、現実の本棚を探してしまったりしたこともあります。

───ああ、私も子どもの頃、芸能人と結婚する夢を何回か続けて見て、その芸能人を好きになったことがあります(笑)。パンの布団を食べにゾウさんが突然現われるなど、どうやってその発想を思いつかれたのか、すごく気になったのですが…。

ここはゾウがぼくと一緒に寝ているシーンを描きたくて、パンとゾウをつなげるにはどうしたら良いのか、かなり悩んだ記憶があります。ゾウは鼻の面積が多いから、布団をかけないと寒いんじゃないかと思ったんです。震えるゾウ、かわいいですよね。

───ミロコさんは見たことのない動物の一面を見せてくれますよね。ワニの目がネコの目になる場面も同じようにつながりを考えて発想したんですか?


動物園でワニをジーッと見ていたとき、「ネコの目に似ているな」と思ったことがあったんです。そのときは絵本と結びつかなかったのですが、いつかどこかで描きたいなと思っていたことを今回、描くことができました。

───そういった発想のきっかけは、メモなどに残していたりするのでしょうか?

ちょっと気になったこととか、思いついたことはメモにしたり、日記に書いたりして残しています。すぐには形にならなくても、いつか使えるときが来るんじゃないかと思って。

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ミロコ マチコ

  • 1981年、大阪府生まれ。画家・絵本作家。2004年から画家として活動を開始。個展やグループ展など、作品展示を全国各地で精力的に行い、伸びやかな作風で、動物や植物を生き生きと描き、注目を集める。おもに子どもを対象としたワークショップにも力を注いでいる。2012年、『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で、絵本デビュー。同作で2013年、第18回日本絵本賞大賞を受賞した。画文集に『ホロホロチョウのよる』(港の人)、装画と挿絵の仕事に『サバンナの動物親子に学ぶ』(羽仁進 著/講談社)、『きみの町で』(重松清 著/朝日出版社)などがある。美術同人誌『四月と十月』の同人。

作品紹介

ぼくのふとんは うみでできている
ぼくのふとんは うみでできているの試し読みができます!
作:ミロコ マチコ
出版社:あかね書房
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