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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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2021年11月の新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2021.11.29

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2021年11月 注目の新刊&おすすめ 〜0・1・2歳向け絵本〜

目次

冬に向かって一気に寒くなったこの時期。温かいお部屋の中でずっと過ごしていると、ちょっぴり刺激が欲しくなるということ、ありますよね。

そんな時は、新しい絵本で手軽に刺激を味わうのがおすすめ! 音が鳴ったり、ページをがばっと開いたり、いろんな形にくり抜かれているページを触ったり。赤ちゃん絵本には、赤ちゃんの五感を刺激するしかけがたくさんあります。

でも、やっぱり赤ちゃんが一番好きなのは……「お母さんの声」! 特に音の響きがおもしろいオノマトペの絵本は、赤ちゃんだけでなく、ちょっと大きくなった幼児にも大人気なんです。

今月も赤ちゃんたちに楽しんでもらいたい絵本が、ズラッと14冊もそろいました。ぜひお気に入りの1冊を見つけてくださいね。

 

子どもの脳について研究している医師・成田直奈緒子さんが監修『育脳メロディーラトルえほん』一緒に歌って楽しもう♪

  • 育脳メロディー ラトルえほん

    出版社からの内容紹介

    ひよこの形をしたラトル(がらがら)のメロディーえほんが登場!
    「さんぽ」や「いとまき」など、子どもに人気のメロディーを6曲収録。
    押すと7種の効果音がランダムで鳴る「おたのしみボタン」も搭載。
    さらに、持ち手にはビーズが入っており、電源オフのときでも振って楽しむことができます。

えほんでもぽぽちゃんと遊べる!『きせかえ&ごっこあそび たんぽぽのぽぽちゃん マグネットえほん』お手々を動かす遊びが赤ちゃんの刺激に

子どもに大人気のぴよちゃんがボードブックで登場!『しかけボードえほん ぴよちゃんのありがとう』はありがとうがいっぱい

  • しかけボードえほん  ぴよちゃんのありがとう

    出版社からの内容紹介

    ぴよちゃんが、お友達と一緒にピクニックに出かけます。たくさんの動物たちに出会い、親切にしてもらったり、助けてもらったり…。「ありがとう」の言葉が様々な場面でたくさん登場します。楽しさいっぱいの、丈夫なボード版しかけ絵本。

この書籍を作った人

いりやま さとし

いりやま さとし (いりやまさとし)

東京都生まれ。キャラクターデザイン、グリーティングカードのデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。絵本作品に、『ぴよちゃんのかくれんぼ』『ぴよちゃんとひまわり』『ピヨピヨだあれ?』などの「ぴよちゃん」シリーズ(学研)、『みどりのくまとあかいくま』シリーズ(ジャイブ)、『おやすみなさいのおと』『ころころパンダ』(講談社)他多数。その他、直販の保育絵本などでも活躍している。

シリーズ:「ぴよちゃんのおやこであそぶしかけほん(1〜3歳)」

読むとお風呂に入りたくなる『りすのおふろやさん』パパやママ、保育園の先生も「子どもが夢中になる!」と大絶賛

  • りすのおふろやさん

    出版社からの内容紹介

    かわいいりすのおふろやさんに、あらいぐまくん、ひつじさん、しろくまくん・・・・・・動物のお客さんが次々と登場!
    海の砂を用いた優しい絵に、おふろで真似しやすい繰り返しのフレーズ・心地よいオノマトペがたっぷり。
    読み聞かせることで「おふろは楽しい・気持ちいい」というイメージを自然に育み、お子さまの入浴をスムーズに!
    「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」パパママ賞第3位を受賞した、大人気のおやすみ絵本『ねむねむごろん』の著者たなかしん氏による、1・2歳から読めるおふろ絵本です。

    【モニターの声】
    ・読み聞かせ後に「お風呂入る人〜?」と声をかけると、「はーい!」と返事をしてそのままおふろにGO!いつもよりスムーズでした♪(1歳11か月男の子のママ)
    ・動物の名前を当てっこしたり、ページをめくっていないいないばあ遊びをしたり。くり返し楽しんでいます!(2歳女の子のママ)
    ・キャラクターやしゃぼん玉を一生懸命触ろうとしたり、手でパチャパチャしながら楽しんでいました。(1歳11か月女の子のママ)
    ・絵の中に楽しい形の泡を見つけて、親子で盛り上がりました!おふろで真似して遊んでいます。(3歳3か月女の子のママ)
    ・とにかくかわいい動物たちに読んでいて癒されました!息子も「りすさんかわいかったね」と言ってました。最後に男の子が出てくるところでは、この子が僕だね!と言っていました。(3歳5か月男の子のママ)
    ・触りたくなるようなフワフワの泡と、気持ちよさそうな動物たちの表情に、自分もおふろに入りたくなりました。(5歳2か月女の子のママ)
    ・色々な動物が出てきて、子どもたちと「次は誰かな?」と一緒に考えられるのが良かったです。クラスのほとんどの子が、集中して見てくれました!(1歳児クラスの幼稚園の先生)

    【推薦コメント】
    思わずお風呂に入りたくなっちゃう絵本!
    お風呂は健やかな成長にとても大切な生活習慣です。この絵本を入浴前に読み聞かせると、お子さんは喜んでお風呂に入ってくれることでしょう。
    ーー早坂信哉(お風呂の医学研究者/医師/東京都市大学人間科学部学部長・教授/総合研究所子ども家庭福祉研究センター長)

    ※デザイン・テキストは変更になる場合があります。

    みどころ


    しっぽを使って、泡をぷくぷく。この可愛いりすは、おふろやさん。ふわふわしっぽで洗ってくれるんですって。最初のお客さんは誰かしら?

    タオルで顔をゴシゴシ、あらいぐまくん。きれい好きの彼は一番風呂! りすのしっぽでふわふわ、ぷわぷわ。ああ、気持ち良さそう。お次は……ひつじさんにしろくまくん。わしゃわしゃ、もふもふ、たっぷりな泡につつまれ、なんて幸せそうなんでしょう。まだまだお客さんは来ますよ。体をきれいに洗ったら、みんなで湯舟にばっちゃーん!

    海の砂を用いた独特な画法が魅力、たなかしんさんの最新絵本は「おふろえほん」。動物たちはもちろん、その言葉は声に出しても愛らしく、読んでいるだけで楽しい気持ちにさせてくれます。最後の「おつぎは だれかしら?」の問いかけには、思わず手をあげて答えちゃいますよ。

    「はーい!」

    さあ、一緒にお風呂に入ろうね。

    (磯崎園子 絵本ナビ編集長)

この書籍を作った人

たなかしん

たなかしん (たなかしん)

1979年大阪生まれ。画家、絵本作家。海の砂を下地に使った、幻想的で哀感のある作品で人気を集める。2002年ごろから絵本を手掛け、2005年のイタリア・ボローニャブックフェアをきっかけに、台湾のGrimm Pressから『巧克力熊』を出版し、本格的に絵本作家としての活動を始める。日本では『モグちゃんのねがいごと』(田中書店)、『ガマ王子vsザリガニ魔人「Paco〜パコと魔法の絵本〜」より』『げんきのないピエロのたからもの』『たなかしん作品集PORTRAIT』『カエルム 魔法の鍵と光の冒険』(いずれも求龍堂)などがある。

ひとりぼっちのこに自分の体をプレゼント!?『ぼうしくんのクリスマスプレゼント』ホッとする結末に心も温まる

  • ぼうしくんのクリスマスプレゼント

    みどころ

    クリスマスの夜、真っ白な雪の上にぽつんと置かれた「ぼうしくん」。一体どうしたのでしょう。どうやら、あわてんぼうの誰かさんが、落として行っちゃったみたいで……。

    すると、そこへやってきたのは、うさぎさん。

    「えーんえーん、今日はクリスマスなのにひとりぼっち。
     誰もプレゼントをくれないよ。」

    泣いているうさぎさんに、ぼうしくんは自分のボンボン飾りをプレゼントします。うさぎさんが喜んで泣きやむと、今度はくまさん、きつねさん、トナカイさんまで次々にやってきては、みんなひとりぼっちだと泣いているのです。心優しいぼうしくんは……。

    人気作家・新井洋行さんが描く新しいクリスマス絵本の主人公は、ぱっちりおめめがチャームポイントのぼうしくん。この鮮やかな赤い色、フワフワの飾り、なんとなく持ち主は想像できますよね。だけど、全てがなくなってしまったぼうしくんの姿と言ったら。もう、早く迎えにいってあげてよね! みんながそう願う中、大丈夫、最後はみんなが嬉しい場面が待っています。

    子どもたちと過ごすクリスマスの夜には、こんな可愛らしくて心あたたまる絵本がぴったり。何度でも読んであげてくださいね。

    レビューより


    ぼうしくんの優しさにほんわかするお話でした。
    クリスマスの夜、だれかが、ぼうしくんを落としてしまいます。
    そんなぼうしくんのところに次々やってくる動物たちがみんな、ひとりぼっちでさみしい。だれもプレゼントをくれない。と言うので、自分のからだの一部を少しづつプレゼントするぼうしくん。
    最後は目だけになってしまい、どうなるのかなと思ったら、ぼうしの持ち主が現れました。
    持ち主はもちろん、あのひとですよ。
    (tori.madamさん)

赤ちゃんと一緒に言葉で遊ぼう!『たことさる』新井洋行さんの新感覚赤ちゃん絵本

  • たことさる

    出版社からの内容紹介

    ふたつの出会いで、何かが生まれる。
    〇〇という言葉と〇〇という言葉が合体したら何になるのかな――?
    単語の頭とおしりをくっつけてことば遊びを楽しみます。
    「“た”こ」と「さ“る”」が合体すると……「たる」!
    では、「“あ“り」と「か“め”」は……? 
    読み聞かせを楽しみながら言葉も覚えられます。
    『ふうせんとはりねずみ』につづく、人気絵本作家・新井洋行の新感覚赤ちゃん絵本。

この書籍を作った人

新井 洋行

新井 洋行 (あらいひろゆき)

1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。

まる・さんかく・しかくの型抜き窓からアンパンマンたちがこんにちは!『ベイビー・アンパンマン まる・さんかく・しかく』型抜きを触って形も覚えられそう

懐かしいけど新しい、魔法の呪文『ちちんぷいぷい』堀内誠一さんのカラフルなイラストと谷川俊太郎さんの文を楽しんで

  • ちちんぷいぷい

    みどころ

    あれれ、おかしなかっこをしたきつねさんがいるよ。知らないな、こんなおじさん。ぼうしになにかかくれてる?

    「ちちん ぷいぷい……ぱっ」

    どんぐりがいっぱい出てきた! またハンカチをぱっと上げると、今度は柿。さらにさらに?

    次々と目の前で起こる不思議に、動物たちの目が輝き、驚き、生き生きと画面を動きまわります。それはもう子どもたちの姿そのもの。見ているだけでも元気になれるような、明るいこの絵を描いているのは、堀内誠一さん。新たに発見されたという原画に、詩人の谷川俊太郎さんが文章を書き下ろし、今の子どもたちに届ける新刊として誕生したのが、この絵本なのです。

    心地よい言葉のリズムに乗せられて、ページをめくりながら、思い思いに絵を読み解く楽しさを味わってくださいね。

この書籍を作った人

谷川 俊太郎

谷川 俊太郎 (たにかわしゅんたろう)

1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。

この書籍を作った人

堀内 誠一

堀内 誠一 (ほりうちせいいち)

1932年東京生まれ。グラフィックデザイナー、絵本作家。主な絵本作品に『くろうまブランキー』『くるまはいくつ』『たろうのおでかけ』『ぐるんぱのようちえん』『こすずめのぼうけん』『ちのはなし』(以上福音館書店)、『おひさまがいっぱい』(童心社)、『かにこちゃん』「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)、『マザー・グースのうた』(草思社)など多数。また著書に『父の時代 私の時代』(マガジンハウス)、編著書に『絵本の世界・110人のイラストレーター』など。1987年没。

たまごが割れるしかけが斬新!『大型版 たまごのえほん』なにが出てくるのか、子どもたちの心をわしづかみ!

  • 大型版 たまごのえほん

    出版社からの内容紹介

    たまごから、かわいいあかちゃんがうまれるよ! 三方にひらくページをゆっくりとひらいていくと……。ひよこ、カタツムリ、うみがめ、ペンギン……つぎつぎとあかちゃんたちがうまれます。

    しかけと展開がマッチしたロングセラー絵本が、待望の大型絵本になりました! 迫力満点でおはなし会に最適です。

この書籍を作った人

いしかわ こうじ

いしかわ こうじ (いしかわこうじ)

1963年千葉県市川市生まれ。絵本作家。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。 大学在学中よりイラストレーターとして活動。広告や雑誌、キャラクターデザインなどで作品多数。 2000年頃から、紙で作った小さな犬「ペーパーわんこ」と世界を旅して撮影するプロジェクトを展開。 「世界を旅するペーパーわんこ」等、工作絵本を3冊出版。 2006年「どうぶついろいろかくれんぼ」出版を機に絵本作家となり、約60冊の絵本を出版。 ユニークな発想と、暖かな色彩の造形で、芸術性とポピュラリティを両立した絵本を数多く生み出している。 第9回講談社童画グランプリで大賞受賞。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選。「たまごのえほん」が第44回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞。 「おめんです」が第1回積文館グループ絵本大賞。 「どうぶついろいろかくれんぼ」かたぬき絵本シリーズ(現在13作品)は、累計250万部を超えるロングセラー。 主な絵本に「どうぶついろいろかくれんぼ」「のりものいろいろかくれんぼ」「くだものいろいろかくれんぼ」 「どうぶつもようでかくれんぼ」「うみのいきものかくれんぼ」「むしいろいろかくれんぼ」 「ハロウィンのかくれんぼ」「クリスマスのかくれんぼ」「ふねくんのたび」「つみきくん」 「つみきくんとつみきちゃん」「パンダくんのおつかい」「あかちゃん にこにこ」 「あかちゃん はーい」「どうぶつくみたてパズル」「ペーパーわんこ絵本 コタロウ」(以上ポプラ社)、 「たまごのえほん」「はなのさくえほん」「りくののりものえほん」「そらののりものえほん」 「はたらくのりものえほん」「おはようのえほん」「おやすみのえほん」(以上童心社)、 「おめんです」「おめんです2」「まほうつかい」(以上偕成社)等があり、 フランス・台湾・中国・ベトナム・韓国・ロシアなど海外でも翻訳版が数多く出版されている。 読み聞かせ会等で活躍する、大型版絵本を出版多数。 講演会やワークショップも、国内各地・海外で精力的に行なっている。

こがようこさんの25年間の「語り手」活動から生まれた赤ちゃんと楽しむ優しい絵本『どーこかな?』

  • どーこかな?

    どーこかな?

    作・絵:
    こが ようこ
    出版社:
    瑞雲舎

    みどころ

    「りんちゃん りんちゃん おめめは どーこ?」

    ページをめくると、りんちゃんが自分の目を指差す絵が描かれます。
    「ここよ ここよ ぱちくるりん」

    そして……
    「おみみは どーこ?」「おはなは どーこ?」
    顔のあちこちを「どーこ?」とたずねながら、「ここよ ここよ」と答えるやりとりが描かれます。

    「ぱちくるりん」「ぴろろーん」「ぽーちょーりん」など楽しいオノマトペで、あかちゃんと触れ合う遊びができます。

    作者のこがようこさんからは「りんちゃんの名前を、おうちではお子さんの名前で読んでください」というメッセージが!
    目の前の子どもの名前に置き換えて、「どーこ?」「ここよ ここよ」とくすぐるように触ってあげれば、きっと楽しそうに笑ってくれるはず!

    25年以上様々な場所でおはなしを届ける活動を続けている、こがようこさん。
    「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」各シリーズや紙芝居『ころん こっつんこ』(共に、童心社)などで人気のある作家さんです。

    「読み聞かせをどんなふうにしたらいいかわからない」とお悩みのママやパパがいたら、ぜひ試してみてください。
    あかちゃんの名前をよんで、お顔をやさしく触って、ぬくもりを共有するきっかけになる絵本です。

この書籍を作った人

こが ようこ

こが ようこ (こがようこ)

作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。

寒くなってきた冬の日、おひさまの温かな光の待ち遠しさがリンクする『おひさまおはよう』

  • おひさま おはよう

    みどころ

    おひさまは、朝をみんなに知らせにいきます。
    あたたかい日差しをいっぱいにそそいで…。
    「にわとりさん おはよう」
    「いぬさん おはよう」
    「かなへびさん おはよう」

    にわとりは、コケコッコーと力いっぱい鳴き、犬はしっぽをぶるんぶるんふって、「おひさま おはよう まってたよ」と答えます。
    あれ? かなへびさんはどこへいったのかな?
    あ、いたいた。大きな石にするするっとのぼって、朝の空気をかいでいます。

    とんぼや、朝日に揺れるコスモスや、のびをするねこや…。
    ページをめくるたびに、朝の空気の中で、生き物がしあわせそうにくつろいでいる姿があらわれます。
    そしておひさまは、まだ布団で眠っている、そうちゃんのところにも、朝を知らせます。
    「そうちゃん おはよう」
    目を覚ましたそうちゃんは…?

    そうちゃんのおうちの部屋の中に、小さな庭に、おとずれる朝の光。
    起きあがったそうちゃんが、鶏小屋にかけこんで見つけたたまごにも、朝の幸福感がたっぷり詰まっています。
    手のひらに、大事そうにたまごをのせたそうちゃんの姿を、ぜひ絵本でご覧下さい。

    鶏、犬、昆虫、植物などの姿は、あたたかいリアルなタッチで描かれています。
    光のぬくもりまで伝わってきそうな絵本です。

    レビューより


    爽やかな朝の様子が描かれた1冊です。
    太陽が登り、1日のはじまりですね。
    このお宅は庭でにわとりを買っていて、子供が産みたての卵を手にするという日常なのでしょう。
    我が家の子供には、それがとても新鮮に感じたようでした。
    (まゆみんみんさん)

この書籍を作った人

鈴木 智子

鈴木 智子 (すずきともこ)

1969年東京生まれ。アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校地理学部卒業。大学卒業後は、中米コスタリカの小学校や南米ペルーの大学で語学教師を勤める。そのご、ペルーのクスコを拠点に、先住民の文化や祭りを撮影し紹介する。著書に『アンデス、祭りめぐり』『アンデス奇祭紀行』『世界遺産の町クスコで暮らす』『アンデスの祭り』がある。アマゾンの森林保護活動や、自然や文化をテーマにしたテレビ番組のコーディネーターとしても、南米やアメリカで取材活動をする。

自分と違うからぶつかる、でも自分と違うからおもしろい。子どもとおともだちとの付き合い方を一緒に考える絵本『はじめての おともだち』

  • はじめての おともだち

    出版社からの内容紹介

    こりすのみいが遊んでいたボールをひろった、いたずらっ子のかえるくん。さて、みいは、ボールを返してもらえるのでしょうか。
    こりすやかえるくんの無邪気な表情が印象的で優しい世界観をつくりあげてくれています。家庭では何でも一番に扱われていた幼児が外に出るようになると、他者との関係にぶつかります。その中で、「いやだよー、おともだちなんかじゃないもん」とケンカをしたり、「ぼくもちょこっとあそびたい」とうらやみながら、無自覚に友人関係を築いていく過程が、特徴的な擬音を使いながらリズミカルに展開していきます。園児に特有の「子育てあるある」が写実的に描かれていて、何度も読みたくなるストーリーです。

表情豊かに転がっていく食べ物たちの様子に大爆笑!『でんぐり ごろりん』軽快なオノマトペで読むのも楽しい♪

  • でんぐり ごろりん

    みどころ

    『とりかえっこ とりかえっこ』『とらんぽりん ぽーん』につづく、かわいい食べ物絵本『でんぐり ごろりん』。
    言葉のリズムの楽しさと、質感も伝わってきそうなおいしそうな食べ物で、繰り返しめくりたくなる、ふくだじゅんこさんの絵本です。

    表紙に描かれているのは、おすもうさんのようなしぐさのおにぎり。
    「でんぐりがえし よーい どん!」
    おもちや、ぶどうと一緒にさあスタート。
    まずはさんかくおにぎりくんが、でんぐり、ごろりん、でんぐりこ。
    あれれ、まあるくなっちゃった。
    つぶつぶのぶどうちゃんも、でんぐり、ごろりん、でんぐりこ。
    あれれ、ばらばらになっちゃった。

    焼きたておもちはどうなるかな?
    でんぐりしたら、で〜ん〜ぐ〜り〜こ〜〜。

    さて、茶色いとげとげの何ものかが最初のページに描かれていましたが、いったい何だかわからなかったのです。
    これは……でんぐりごろりんしたらどうなるか!?
    絵本をぜひお楽しみに!

    でんぐり返しで形が変わるおもしろさ。
    びっくりしたり、汗をかいたり、慌てたり……ユーモラスに描かれる、食べ物たちの表情の愛らしさ。
    言葉遊びがごちゃごちゃになって冴え渡る、最後の数ページをお見逃しなく。
    読んだらきっと、でんぐりごろりん、したくなっちゃいますね。

    レビューより


    でんぐりごろりん。さんかくおにぎりくんが、でんぐりがえしをすると。。あらら!まあるくなっちゃった!
    ぶどうやおもちやいがぐりは?でんぐりがえししたらどうなっちゃうのでしょう?
    とっても楽しい展開とリズミカルな文書で、あっという間に読めちゃいます!
    少し前に保育園ででんぐりがえしを覚えた娘も、お布団の上で楽しそうにゴロゴロしてました。
    娘は「もう1回読んで!」と何度もリクエスト!
    でも、その気持ちわかります。
    (ピーホーさん)

この書籍を作った人

ふくだ じゅんこ

ふくだ じゅんこ (ふくだじゅんこ)

武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。グラフィックデザイナーとして活動したのち、絵本づくりを始める。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展フィクション部門入選3回。第5回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞。絵を描いた絵本に『あたしのまざあ・ぐうす』『どろぼうがないた』(冨山房インターナショナル)、『あまいね、しょっぱいよ』(グランまま社)、絵も文章も手がけた絵本に『こぐまくん、ないしょだよ』(大日本図書)などがある。

絵本を読んだら体操したくなる!『たいそうするよ』で体感する「体を動かすと気持ちイイ」

  • たいそうするよ

    出版社からの内容紹介

    「1,2,3,はい!」のかけ声に合わせて、体操しよう!動物たちのお手本を見ながら、手を広げたり、足を上げたり。ユーモラスな動物たちの姿と表情を見ながら体操すれば、体も心もほぐれます。体を動かす喜びを感じる絵本です。高畠純さんの、「体を動かすと、心がおおらかになります。小さな子どもたちが、絵本を見ながら自然に体を動かしたくなるような絵本にしたい」という願いから生まれた、読者参加型のインタラクティブ絵本。

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