空にさく戦争の花火

作：高橋秀雄
絵：森田拳次
出版社：今人舎

税込価格： ¥1,540

◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。


作品情報発行日： 2015年08月 ISBN： 9784905530442

ひ孫から見た戦争を描く絵本。激戦地で戦い、生き残った人がかかえる苦しみを、子どもたちはどうとらえるのか。戦争を知らない児童文学作家と、戦争をよく知る漫画家とが、戦争を語り継ぐために合作。

【再投稿】花火の音が怖い理由

どうして花火の音が怖いのだろうと、以前は漠然と戦争の恐怖を想像していました。
戦後80年という節目に、戦争を改めて見つめ直して、戦争体験の恐怖が感じ取れるようになりました。
本の巻末の解説にＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）が紹介されています。
戦後80年経っても、最近までその障害で苦しんでいた兵士がいたことも知りました。（その人は回復することなく亡くなられたようです）
今、自分たちは他人事のようにしながら、世界で起きている空爆のシーンを目にする機会が増えています。
命からがら空爆の恐怖と闘っている人たちは、きっと花火を楽しめないのでしょう。
「空にさく戦争の花火」は、悪魔の花火でした。

（ヒラＰ２１さん　70代以上・その他の方　）