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だるまちゃんとにおうちゃん |
作品情報
発行日: 2016年12月21日
出版社のおすすめ年齢:3歳〜 |
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世代を超えて愛され続けている絵本「だるまちゃん」シリーズに、最新作が登場しました! だるまちゃんシリーズの8作目です。てんぐちゃんや、かみなりちゃん、とらのこちゃんなど、作品ごとにだるまちゃんのお友だちが登場しますが、今回だるまちゃんと一緒に遊ぶお友だちはお寺の男の子。体が大きく力持ちなので、みんなから、金剛力士の「におう(仁王)ちゃん」と呼ばれています。ある日、だるまちゃんとにおうちゃんはお寺の境内で力比べをすることになりました。腕組み相撲、けんけん相撲、指相撲、尻相撲など、さまざまなお相撲で、ふたりは勝負します。道具がなくても、自分の体さえあれば存分に楽しめる遊びが次々と登場する内容は、日本の伝承遊びを大切にしていらっしゃる加古里子さんならでは。土のうえで裸足で遊ぶ姿、地面に木の枝で星取り表を書く様子、さまざまな年齢の子どもたちが大勢でふたりを応援する様子など、生き生きと遊ぶ子どもたちの姿は、加古さんの今の子どもたちへの思いが込められているように思います。さて、だるまちゃんとにおうちゃんの力比べ、最後に勝つのはどちらでしょうか、お楽しみに!
昔のあそびをたくさん知れますにおうちゃんと力くらべや遊びながらの勝負をどんどんしていくだるまちゃん。うでぐみずもう、けんけんずもう、てたたきずもう、しりずもう、腕相撲にゆび相撲、すもうってつくだけでも、こんなにたくさん遊びがあるの?っていうくらいたくさんあって、道具がなくても、違う年齢でもたくさんの人が遊べるようにと昔の子たちはこんな遊びをしていたんだな。と伝承遊びに感心しました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子5歳) |
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