桃太郎が語る桃太郎
  • 全ページためしよみ
  • ちょっとためしよみ

桃太郎が語る桃太郎

  • 絵本
絵: 岡村優太
文: クゲユウジ
出版社: 高陵社書店

税込価格: ¥1,100

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2017年05月08日
ISBN: 9784771110229

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は決まって3人称、いわゆる「天の声」でえがかれています。3人称から1人称へ。客観から主観へ。

もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。
その額にカメラがついていたら――「1人称童話」はそんな発想のちょっと変わった絵本です。

えがかれるのは、3人称のナレーションでは語られない、主人公の「たとえば」の胸の内。
他者である主人公の視点から物語を体験する1人称童話は「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。

「もしきみが桃太郎なら?」本の最後には、そんな問いかけが待っています。
この本の大きな楽しみのひとつは読んだ後にあります。お子さま自身が「もし自分なら」を考える。
たとえば旅立つとき、鬼と向き合ったとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。
もちろん正解はありません。
物語の中にその身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に想像してみる。
それ自体がお子さまにとって新鮮な体験となることと思います。

まずは「桃太郎」から。以降「シンデレラ」「浦島太郎」へ。
ひとつの物語がお子さまの豊かな滋養となりますように。

桃太郎が語る桃太郎

ベストレビュー

コンセプトがすばらしい

6歳の息子と読みました。
コンセプトがとっても面白い。
俯瞰的ないつもの昔話の桃太郎でなく、「桃太郎」本人の物語。
この本では、昔話より、少し怖がりな桃太郎でした。
「視点」を変えてもろもろ想像しながら本を読むことは、
いろんなことを考えるだけでなく、
日常の生活の上でも、とっても大切だと思います。
他人の気持ちを慮ったり、他の立場を想像してみたり。
そんな意味で、このコンセプトはとてもすばらしい。
息子も、このちょっと怖がりな、等身大の桃太郎に共感していました。
そして、イラスト。
すべて桃太郎の目からみたものなんですね。

このシリーズ、ほかのものも読んでみたいです。
(トゥリーハウスさん 40代・ママ 男の子6歳)

岡村優太さんのその他の作品

しなきゃ、なんてない。

クゲユウジさんのその他の作品

浦島太郎が語る浦島太郎 / シンデレラが語るシンデレラ


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご