税込価格: ¥2,420
発行日: 2020年03月10日 ISBN: 9784780719574
194mm×134mm 256ページ
戦争から七年。灰燼まだくすぶる東京下町で、白鬚橋のボルトの穴をラブレターの隠し場所にした純なふたりの物語。映画、TVドラマにもなった著者二十歳の記念碑的純愛小説。「あの橋の上で……」と、私は考えた。失業中の青年は、ある日、健康そのものの娘と出会い、ふとしたきっかけから、ささいな会話が交わされたとしよう。二人はたがいに好感を確認するのに、時間はかからなかった。彼女は彼の鉄工場とは隅田川をへだてた対岸の、石けん工場に働く娘で、そして、それから……と私の想像力は、一組の貧しい恋人たちの明日へとつながってゆく。(「あとがき」より)
杉原千畝とコルベ神父 / 紙芝居 三月十日のやくそく / ゲルニカ 無差別爆撃とファシズムのはじまり / 徴用工の真実 強制連行から逃れて / 赤ちゃんと母の火の夜 / ゆびきり
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