
うちに帰りたくない「ぼく」が、公園で出会った乱暴な「あいつ」。反発しあいながらも、二人は徐々にうちとけていくのですが…。家庭という密室で進行し、だれにも知られぬままにエスカレートする児童虐待。そういった表に出にくい家庭のトラブルを抱えた子どもたちに、「だれかに話してみよう」というメッセージを伝える絵本です。児童虐待の早期発見に役立ててください。

うちに帰りたくない子に出会って欲しい本です
読み聞かせをしている人には縁のない本かも知れません。 読み聞かせをするような本ではないかも知れません。 でも、この絵本を読んだ特に衝撃を感じました。 その衝撃を受け止めて欲しい人はいっぱいいると実感しました。 子どもが家に帰りたくない気持ちって、どういうことでしょう。 この絵本に出てくるケースは、家庭に問題がありました。 でも、子どもは一人で抱え込まなくていいのだと思います。 子どもに寄り添える架け橋を、この本は提示してくれています。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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