ぼくが見える?

ぼくが見える?

  • 絵本
作: パク・ジヒ
訳: おおたけ きよみ
出版社: 光村教育図書

在庫あり

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2021年08月31日
ISBN: 9784895722834

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
A4変型判・43ページ・4色刷り

みどころ

いつからだろう。学校に来ると、ぼくは透明になってしまう。透明人間だ。誰かとおしゃべりすることも、一緒に遊ぶことも、ない。でも、今日は目の前に誰かの消しゴムが転がってきた。拾ってあげようかな……。

クラスのみんなから孤立してしまった少年の姿を描くこの絵本。教室にいる誰もが、彼の存在を気にかけることはない。その様子を見て驚く子もいるだろうし、共感を抱く子もいるのかもしれない。

けれど、ほんの少しの行動をきっかけに、彼の手が、足が、声が、みんなの目の前にあらわれていく。みんなが自分を見つめている。その時、彼に手をさしのべたのは……。

自分がそうしたい訳でもないのに、なぜか人は透明になってしまう瞬間がある。短くもないその時間を、どうやってがんばればいいのだろう。少年の心の葛藤を描きながらも、大事なのは、まわりの人の受け止め方なのだと作者は伝えてれるのです。よくがんばったね、よく耐えたね。そんな声が聞こえてきます。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

ぼくのことは、だれもみえない。ぼくは、だれからもはなしかけられないし、だれともあそばない。ぼくは、クラスのみんな、だれからもみえなくなった。でも......。孤立した少年が友情の輪に戻るまでを描いた感動作。

ベストレビュー

リアルで切実

変わった雰囲気のイラストが気になり、手に取りました。
自分が透明人間に思えてしまうくらい孤独だなんて、辛いですよね。でも、ヨンウくんのような子って、意外に多いのかもしれません。
何か小さなきっかけがあれば、状況は変わるんだとわかります。無理のない設定が、逆にリアルで切実に思いました。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)

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