さむがりやのスティーナ

さむがりやのスティーナ

  • 絵本
作: ラニ・ヤマモト
訳: 朱位 昌併
出版社: 平凡社

在庫あり

税込価格: ¥1,980

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作品情報

発行日: 2021年11月19日
ISBN: 9784582838817

B5変型判 44ページ

この作品が含まれるテーマ

みどころ

帽子にマフラー、スカートの下にはモコモコのレギンス、それから膝まで届く長くつした。これがいつもの恰好。スティーナはさむがりやなのです。夏でもアイスは食べないし、プールにだって入らない。冬になれば、もう絶対に外には出ません。

スティーナが一番安心できる場所は、白くて大きい羽根ぶとんの中。ずっとそこで過ごせるようにスティーナが発明したのは、「ふたつとびら れいぞうこ」「つまさき ゆたんぽ」「よせあつめマット」「あったか タオルヒーター」……ほかにもたくさん。外で遊んでいる子どものことなんて、気にする時間もありません。でもそんなスティーナに、新しい扉を開く瞬間が訪れ……。

遠くアイスランドから、はるばるやってきたこの絵本。こんなさむがりな子が、アイスランドの厳しい冬を過ごせるのかしらと心配になってしまうのですが、これが意外となんだか楽しそう。積極的に自分の世界を追求していくスティーナの姿は、とても魅力的なのです。だからこそ、「あたたかくなる」ための新しい方法を、発見できたのかもしれませんよね。

あたたかく過ごすための「発明品」や手作り遊びのアイデアも満載。ちょっと素敵なこの冬の絵本は、子どもから大人まで楽しめるはず。これで寒い冬もこわくない!?

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

北欧アイスランド発、冬の絵本の新たな定番書登場! 冬になると布団にもぐって出てこないスティーナ。やがて友だちの様子が気になりだし……。手づくり遊びのアイデアも満載。

ベストレビュー

編み物が好きな人に

おしゃれなイラストに惹かれ、手に取りました。
寒いのが嫌いなスティーナ。寒くならないために、徹底的に工夫して我が身をも守ります。冷たいものは食べない。プールにはいかない。冬には外に出ない。家の中もいろんな発明をして、寒くならないようにしています。
私も寒がりなので、ベッドから出たくなくて、ベッドの中で生活が完結すればいいのにと思う気持ち、よくわかります。
ちょっとシュールで大人っぽいお話。小さい子より、中学生とか大人とかが気に入る絵本かと思います。
特に編み物シーンが素敵。編み物が好きなお友達にプレゼントしようかな。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)

ラニ・ヤマモトさんのその他の作品

ぼくのおおきさ / かんがえるアルバート ぼくのじかん / ぼくのいるところ

朱位 昌併さんのその他の作品

本当にやる!できる!必ずやる! 1975年アイスランドの女性の休日 / 13人のサンタクロース アイスランドにつたわるクリスマス / アイスランド / 世界ではじめての女性大統領のはなし / かいぶつかぜ / まっくらやみのかいぶつ


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