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ことばとふたり |
作品情報
発行日: 2022年09月16日
32ページ |
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ことばって、なんだろう?『ことばとふたり』【NEXTプラチナブック】
ことばを知らない生きものがいた。浜辺でごろんと横になり海をじっと見つめたり、時には小石を放りなげてみたり。のんびり気ままに暮らしていた。 ![]() ![]() ことばを知らない生きものがいた。喜びも悲しみもぜんぶ感じていたけれど、それをなんというのか知らなかった。苦しくてつらいとき、ことばを知っている生きものと出会った。気もちを表すことばを、はじめて知った――。だれかとわかりあえるって、なんてすてきなんだろう! 高名な詩人と人気絵本作家が贈る出会いの絵本。
どちらも大事。言葉を必要としない時間も、言葉で表現する時間も、どちらも大事。そのようなメッセージを受け取りました。私の好きなシーンは、「自分で自分をハグしながら少しづつ相手に近づいていく」です。 全く面識のない相手だと、なになに、なんなの?と警戒されるようなしぐさだけど、「あなたとハグしたいんですよ、今からこうしますけど、いいですかね?」という意味だと思うとちょっと微笑ましくて、笑えるような。 彼らの間には、言葉の有無という違いはあるけれど、「時間を共有する」という共通点はある。 それが一番のカギなのかなと思いました。 子供にも違いを超えて、何かを共有する価値が存在することに気付いてほしいなと期待してます。 (だっこらっこさん 40代・ママ 女の子8歳) |
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