ふしぎの時間割

ふしぎの時間割

  • 児童書
作: 岡田 淳
出版社: 偕成社

在庫あり

税込価格: ¥1,320

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作品情報

発行日: 1998年
ISBN: 9784036101207

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
22cm×16cm・164ページ

出版社からの紹介

金魚やオウムと話をする子。
泣き出すと3次元がゆがむほどのエネルギーをもっている女の子の話など、 学校で毎時間おこるふしぎな物語。

ベストレビュー

不思議な、それでいてリアルな小学校の一日

NHKの番組で室井滋さんが楽しく語っていた「消しゴムころりん」が
この短編集に含まれていると知り、手に取りました。

一つ一つのお話は、登場人物の異なる、独立したお話ですが、
朝から夜まで「ふしぎの時間割」に沿った小学校のエピソードは
どれも不思議で、それでいてリアルで、強く引き込まれます。
章と次の章をつなぐ絵がとても印象的。
次のお話へふわっとワープしていくような感覚で、途中でやめることができませんでした。

息子達に読み聞かせたら、もう夢中。
特に小3の長男は「好きな感じの話じゃないのに、面白かった」と言い、
(普段はひたすら笑えるお話が好き。)翌日も一人読み。
話しかけても全く気付かない、その没頭ぶりに苦笑いした程でした。

息子達のお気に入りは、五時間目の「石ころ」(五年生のお話)。
僕のせいだ、どうしようという泣きたくなるような気持ちと、ラストの安堵感。
聞いている息子達の表情がくるくると変わるのが分かりました。
私が好きなのは一時間目の「ピータイルねこ」(一年生のお話)。
みどりちゃんのドキドキが伝わってきて、応援せずにいられません。
読む人によって、その時の心境によって色々変わるかもしれませんね。

作者は小学校の図工の先生だそうですが
どうしてこんなに子どもの気持ちが分かるのでしょう。
私だって毎日子どもと一緒にいながら、なかなか分かってあげられないのに。

読み聞かせなら小学校低学年から、一人読みなら小学校中学年からでしょうか。
手ごたえのある児童書で、小学生のお父さん・お母さんにもおすすめです!
(ランタナさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子6歳)

岡田 淳さんのその他の作品

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