
恩田陸氏、清水ミチコ氏、推薦!
実は老後の話でもピアノの話でもなく、 私たちがどう生きるかという話だったのに びっくり。励まされます! ――恩田陸
人はピアノの前に座ると、自分との対話が始まる。 稲垣さんの対話は、正直で面白いうえ、 読んでるこっちまで参加したくなる。 ――清水ミチコ
朝日新聞を退職し、50歳を過ぎて始めたのは、ピアノ。人生後半戦、ずっとやりたくても、できなかったことをやってみる。他人の評価はどうでもいい。エゴを捨て、自分を信じ、「いま」を楽しむことの幸せを、ピアノは教えてくれた。老後を朗らかに生きていくエッセイ集。
〇 目次 1章 40年ぶりのピアノ 2章 弾きたい曲を弾いてみる 3章 動かぬ体、働かぬ脳 4章 ああ発表会 5章 老後とピアノ
コラム 大人のピアノのはじめかた 付録@ 私が挑んだ曲一覧 付録A 私の好きな名盤11選
稲垣えみ子 1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社で、論説委員、編集委員をつとめ、2016年に50歳で退社。以来、夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしの「楽しく閉じて行く生活」を模索中。著書に『魂の退社』『寂しい生活』『人生はどこでもドア』『アフロ記者』『一人飲みで生きていく』など。『もうレシピ本はいらない』で第5回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞を受賞。
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