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ラオスの山に暮らすモン族の女の子・マイは、おかあさんから教わり、初めて民族衣装のスカートを作りました。材料は、すべてがまわりの山や畑でとれたもの。麻の布は、種をまくところから始め、糸を織り、布を染め、そして最後に美しい刺しゅうを縫いつけていきます。おかあさんやおとうさん、おばあちゃんたちの手を借りて、とても長い時間をかけて作り上げた、美しい刺しゅうのスカートをご覧ください。

衣類は貴重!手間がかかっています
ラオスのモン族の少女が、麻を栽培して収穫し、糸を作り、布を織り、スカートに仕立てるまでを紹介する絵本。
2004年刊行。文・写真を担当した安井清子さんは、長年、タイの難民キャンプとラオスで子ども図書館活動に携わっている。
現地の子どもたちの暮らし、女性の仕事や気持ちがみずみずしく伝わって来る。元気いっぱいに遊びまわる子どもたちは、家の仕事もあたりまえに手伝い、大人たちから教わって、伝統的な仕事を覚えていく。
本書では現地で撮影した写真も見られ、人々の暮らしが生き生きと感じられる。
モン族の女性は自分の着るものを、自分でつくる。
自分でスカートを作り、自分で刺繡をして、模様をデザインする。新しいスカートを下ろす時は、嬉しい気持ちで一杯。結婚式などの特別な時も、新しいスカートを下ろしたりするという。
着る物で気分が上がる女心が伝わってきて、親近感を覚える。やっぱりお洒落は嬉しいのだ。
いろんな環境や文化を知る社会勉強になるし、手芸やクラフトが好きな人は創作のヒントになるかもしれない。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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