
ばあちゃんは、ぼくが中学生になったころから、ぼくを「にいちゃん」とよぶようになった。ばあちゃんの兄さんも、とうさんも、かあさんも、原爆症で死んだ。ぼくらは、ぜったい戦争をしない。子どもを殺したりしない。かなしい思い出をつくらない。やくそくする――。 原爆で肉親を失った祖母の過去と歴史に思いを寄せ、平和を強く誓う少年の姿を、率直な語り口で描いた絵本。
生涯をかけて戦争の悲惨さと愚かさを訴え続けた作家、那須正幹が遺した一編の詩(原題:「ばあちゃんの詩」)から、この絵本が生まれました。戦後80年を迎える今、あらためて平和の意義を子どもたちに問いかけます。

ぼくはぜったいに戦争なんかしない!! この思いの重さ
ぼくのおばあちゃんは 出かける時は「にいちゃんいってらっしゃい」
家に帰ってくると笑顔で 「おかえりなさい」と出迎えてくれます
おばあちゃんは 戦争で亡くなった自分のお兄さん洋平さんと僕を間違えている
認知症が始まっているのです
おばあちゃんは 1945年8月6日の広島で原子爆弾が投下されてお兄ちゃんは 中学生で亡くなりました
悲しいことが起こり おばあちゃんは 孫の僕が中学生になるとお兄さんと間違えるようになったのです
初めは嫌だと思いましたが おばあちゃんは笑顔でいつもいてくれるのが好きです
だいすきなおばあちゃんだから!
作者の那須正幹さんの あとがきをよみました
「なぜ日本は平和なのか」 この話を読むと 日本が 戦後日本国憲法を守り 戦争をしなかったので平和なのだと!
今戦争のできる国にしようという政府の動きをかんじて これはダメ 憲法を守らないとと 心から思います
みんなに伝えたいお話です!
ありがとうございました とても大切な本です!! (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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