しずかなこえ

しずかなこえ

  • 絵本
作: トム・パーシヴァル
絵: リチャード・ジョーンズ
訳: よしい かずみ
出版社: 化学同人

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税込価格: ¥2,530

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作品情報

発行日: 2025年01月10日
ISBN: 9784759824247

251mm×285mm 32ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

ことりのちいさなこえにのせた、おおきな思い。みんなのこころを動かし、森を救う!

さわがしい森のなか、おしゃべりが苦手なことりのこえは、だれにも届きそうにありません。ある朝、ことりはおそろしい光景を目にします。かいぶつのようなショベルカーが大地をほりかえし、木々をつぎつぎにたおしているのです。「森がこわされていく。なんとかしないと」でも、ドキドキしてこえが出ません。ショベルカーは地面をゆらしながら、どんどんちかづいてきます…森の一大事に、ことりはどう立ち向かうのでしょうか。

たとえちいさくても、思いをのせたこえは、時に世界をかえる力になる。人間関係に悩みはじめる小学生にこそ読んでほしい、訴えることの大切さをえがく物語。主人公のことりの存在は、小さな子どもやあらゆる弱者に置きかえて読むことができます。
児童書で数々の受賞歴があるトム・パーシヴァルとリチャード・ジョーンズによる、初の共作。

ベストレビュー

小さなひと声が大きなひと声に

誰にも相手にされなかった小さなひと声が、信念という大きなひと声に変わっていきました。
お話は環境破壊を押し進める人間たちと、森を守ろうとする動物たちの対抗関係で展開します。
実際には動物たちが結束することも、人間が単純に動物保護に理解を示すこともないでしょう。
その意味では、このお話は理想論で作られた寓話です。
でも、動物たちに理解を示す人間が加わったらどうでしょうか。
環境保護を訴える側と、開発を押し進めようとする側との関係に変わっていきます。
結果として、動物たちは森を守り抜くことができました。
忘れてはいけないのは、あまり目立つことのなかった小さな声のことりが、オピニオンリーダーとして、森の仲間たちをまとめあげたことです。
信念と行動力は、声の大きいものたちを論破できるということです。
良くも悪くも世の中は、オピニオンリーダーの統率力によって動かされています。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )

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