
家族でピクニックへ行く朝。食事中に遊んだり、着替えもぐずぐずだったりのねずくんに、ママの怒りが爆発! ママが怒って出かけてしまい、残されたねずくんの「ママはぼくのこと嫌いになっちゃったかも」という不安な気持ちと、「怒っちゃってもホントは大好きなんだよ」というママの本音の気持ちを描く。ねずくんとママ、なかなおり、できるかな? パパのさりげないねずくんへのフォローも必見。 「このママは私かも」と、子育て中の読者ママも共感のストーリーは、2児の母としての著者自らの日常の子育てエピソードから生まれたもの。ピクニックに行ってねずくんの笑顔が見たかっただけなのに、準備をしてくれない、あげくのはてにお弁当が台無しになったイライラでついつい怒ってしまったママ。でも、本心はねずくんが大好き。怒って出かけても、目に入るのは、わが子と同じくらいの年齢の子どもたちや親子連れ。考えるのはねずくんのことばかり。子育て中のママが共感する「子育てあるある」エピソードが満載で、心がほっこり、最後はにっこりのエンディング。世界中の親子に読んでほしいハートフルストーリー。 ボローニャ国際イラストレーション賞 受賞作家・刀根里衣(とねさとえ)が細部まで緻密に描き込んだ美しい絵で綴る美しい絵本。

あるある(笑)
おやおや、「おおげんか」なんて、一体どうしたのでしょうか?
ピクニックに行く予定だったねずくん一家。
みんな上機嫌だったのに、ねずくんはいつもの調子で。
そりゃあ、ママの怒りメーターが上がるのは仕方ありませんね。
子育てあるあるでしょうか。
渾身のお弁当でしたしね。
さあ、パパはどうやって仲裁するのでしょうか。
ちゃんとねずくんの思いも受け止めて。
もちろん、ママの思いも伝えて。
ほら、素敵な着地。
いろいろな気付きを得られそうですね。 (レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子2歳、女の子1歳)
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