
お皿の上に真っ白なかたまりが一つ。 なんだろうな、なんだろね。
そう、ごはん。ほかほかのごはん。 食べちゃおう。パクッ!
しらすさんが入ったり、おかかさんをふりかけたり。 のりも巻かれて、いーいにおい。
ページをめくるたびに、その美味しそうな絵と語りにつられて、思わず手を出して食べたくなってしまうのは、「語りかけ絵本」シリーズの最新作「ごはん」。
赤ちゃんや小さな子にどんな語りかけをしたらいいのかわからない……。そんな悩みを持つパパやママのためにと生まれたこのシリーズ。文をそのまま読めば、自然と語りかける形になるのです。
「もぐもぐ あぐあぐ もぐもぐ あぐあぐ……」
一粒一粒のお米を丁寧に貼り絵で描かれたおにぎり。小さな手でつかんだ様子まで想像できるような残ったごはんつぶ。お腹がすいてきます。やっぱり「ごはん」って最強ですよね。
巻末には「語りかけちょこっとヒント」も。親子で一緒に楽しんでくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

もぐもぐ あぐあぐ もぐもぐ あぐあぐ・・・ いっしょに たべると おいしいね みんな大好きなごはん。どうやって食べようかな。 しらすさんを混ぜちゃう? それとも、おかかさん? おのりも巻いてパクッ! ごはんを食べるうれしさと、一緒に食べるおいしさを描いた絵本です。

サイズ感が良い!
ごはんがお茶碗一杯に登場するのではなく、この一口サイズのご飯の登場がなんだか、赤ちゃんにはピッタリでいいと思いました。手でつまんで食べたくなる、そんな食べる気持ちをそそってくれる素敵な本だと思います。食育の絵本としてもおすすめです。 (ピンクちゃんさん 50代・ママ 女の子15歳、男の子8歳)
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