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		患者一人ひとりに合わせた治療で痛みを解消!
 慢性痛を根本から治す、整形外科に漢方を取り入れた治療法を解説
 
 頭痛や肩こり、腰痛はもはや国民病となっており、多くの人が悩まされています。これらの症状を抱える人は鎮痛剤や抗炎症薬を服用したり、湿布を貼ったりして治そうとはするものの、そのほとんどが根本的な解決には至らず、痛みが慢性化してしまっている人も少なくありません。
 
 本書の著者は、50年以上にわたり肩や腰などの痛みに悩む多くの患者を治療してきた整形外科医です。著者によれば、慢性的な痛みは多くの場合、血行不良、疲労、睡眠不足、ストレスなどにより身体のバランスが崩れることが原因で起こります。そのため、痛みのある患部に対しての対症療法的な処置を行う一般的な整形外科的治療では、完治が難しく慢性化してしまうケースがほとんどなのだといいます。
 これに対して、身体全体のバランスを整えるのが漢方治療です。
 慢性的な痛みに悩む患者をなんとか救おうと、著者は整形外科に漢方を取り入れた治療を行っています。
 
 漢方治療では、患者が訴える症状の根本原因をその人の生活習慣や体質を踏まえて診断し、治療方針を組み立てます。患者の体質を改善し、痛みの原因となっている身体のバランスのひずみを整えることで、痛みを根本から取り除くことができるのです。著者のクリニックでも、整形外科的な治療に漢方治療を併用することで、何十年も苦しんでいた患者たちが身体の痛みから解放されたといいます。
 
 本書では、著者の治療実績を踏まえ、多くの人が悩んでいる慢性的な頭痛や肩こり、腰痛を改善する漢方治療を具体的に紹介していきます。また、漢方薬についても効能や服用時の注意点など詳細な情報を盛り込んでいます。痛みを気にすることなく快適な毎日を過ごすための一歩となる一冊です。
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