やまんばの12にんのむすめ

やまんばの12にんのむすめ

  • 絵本
作: 塩野 米松
絵: 小沢 さかえ
出版社: 農山漁村文化協会(農文協)

在庫あり

税込価格: ¥1,650

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作品情報

発行日: 2025年09月19日
ISBN: 9784540241192

264mm×218mm 32ページ

出版社からの紹介

自然の中のなりわいや野遊びの伝道師として、聞き書きの名手として、自然と人、人と人、子どもたちのありようを見つめ続けてきた塩野米松さん。昭和、平成、令和……、人新世ともいわれる現代、その先の未来。時代や社会、環境が大きく変わっても、したたかな命を宿して変わらずあり続ける大切なものを、5つの珠玉のおはなしに託して、自然といのちの輝きを圧倒的な画力で描いてきた当代一流の絵本作家5名との夢の共演により、子どもたちに語り伝える豪華絵本5巻シリーズ。第5回配本は『やまんばの12にんのむすめ』。12年に一度、12月12日、山姥の12人の娘がお母さんのところに集まる。都会の夜空をコロコロに乗って。海や山を越え鷲や白熊や龍に乗って。めざすは北の森。山姥と動物たちは、眠る場所をつくったり、料理をつくったり、12人の娘を迎える準備に大忙し。突然、山が鳴き、風が吹き荒れた。さあ、宴を始めるよ! 『岸辺のヤービ』の画家・小沢さかえが描く、斬新な現代の山姥の宴。

【著者】
文:塩野米松(しおの よねまつ)1947年秋田県生まれ。東京理科大学卒業。作家。各地を旅して、小説や職人・漁師などの聞き書きを執筆。「聞き書き甲子園」を創設し、長年講師を務める(第33回みどりの文化賞)。絵本に『なつのいけ』(ひかりのくに、第8回日本絵本賞大賞)、『おじいちゃんの小さかったとき』(福音館書店)、『かぐやのかご』(佼成出版社)など。著書に『木のいのち木のこころ』、(新潮文庫)、『木の教え』(ちくま文庫)、『失われた手仕事の思想』(中公文庫)、『いなほ保育園の十二ヶ月』(岩波書店)、『野外探検大図鑑』(小学館)、『少年時代』(理論社)など。芥川賞候補4回。

絵:小沢さかえ(おざわ さかえ)1980年滋賀県生まれ。画家。京都造形芸術大学芸術学部洋画コース卒業。2003年に渡欧し、1年間ドイツに滞在。2004年ウィーン美術アカデミーに入学。卒業後、2008年に帰国し、タブロー画家として活動するかたわら、子どもの本の絵を描きはじめる。絵本に『ほしをもったひめ セルビアのむかしばなし』『チャーちゃん』(福音館書店)、『よんひゃくまんさいのびわこさん』(理論社)など、挿絵に『岸辺のヤービ』(福音館書店)、『しあわせなハリネズミ』(講談社)、『このすばらしきスナーグの国』(徳間書店)など。第33回京都府文化賞奨励賞、第2回絹谷幸二賞奨励賞など受賞。

ベストレビュー

やまんばの娘になりたい

書店で原画展示をされており、その原画のよさに娘とふたりで「買おう」と即決しました。
12年にいちど、母であるやまんばのもとに12人の娘が里帰り(山帰り?)する、その準備と、怒涛の里帰り。
準備される大量のお料理もおいしそうだし、お手伝いする動物たちも美しくかわいく、私もやまんばの娘になって、この宴会に参加したいな〜と思います。
買ったその夜にお布団で娘と一緒に読みましたが、またじっくり絵を眺める時間を取りたいです。

やまんばか〜と表紙を開いて、最初の場面からびっくりすること間違いなし。
お話しの長さ的に、読み聞かせにもいいと思いますが、描き込みが美しいので、近い距離感で読める会向けかもしれません。
読み聞かせなら小さいお子さんでも大丈夫と思います。
(かぁやんさん 40代・ママ 女の子10歳)

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