アンリ・デュナンは赤十字創始者であり、第一回ノーベル平和賞受賞者です。
偶然に遭遇した戦場でデュナンは、傷ついた血みどろの兵士に救いの手をさしのべました。
一人の生命は地球より重く、その命の重さには、敵も味方もありません。
敵味方の区別なく、命は助けなくてはいけない、という赤十字の思想は、この時デュナンの清い魂から生まれました。

戦争は人を殺します。
そして赤十字は人の命を救います。

殺すより、助けるほうが、どんなに美しいことでしょう。この地上から戦争をなくさなくてはなりません。
命を救うことが、戦争を廃絶する唯一の道です。困っている人を助けましょう、傷ついた人を救いましょう。
それが赤十字なのです。