なぜ戦争をするのか?六にんの男たち

なぜ戦争をするのか?六にんの男たち

  • 絵本
作・絵: デビッド・マッキー
訳: 中村 浩三
出版社: 偕成社

在庫あり

税込価格: ¥1,320

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 1975年09月
ISBN: 9784039610102

出版社のおすすめ年齢:低学年〜

出版社からの紹介

平和を望みながらも、富をもとめて戦争への道を歩んでしまう人間の姿が、ユーモアとペーソスをこめて描かれています。大人も見て欲しい絵本。

なぜ戦争をするのか?六にんの男たち

この人もおすすめしています

【安藤パパ】
ただ幸せに暮らしたいと願っていた貧しい6人の男たち。
彼らは努力し、やっと肥えた土地や立派な家を手にする。
しかし手にした途端、今度はそれを殖やす欲望に走り、兵隊を雇い近隣の村に侵攻。そして・・・。
領地、富、権力を追い求め、戦争を繰り返す愚かな人間(男たち)の姿を戯画タッチのペン画で描いた寓話絵本。シンプルだけど、不思議な迫力があり、子どもはもちろん大人もいろいろ考えさせられる一冊。

ベストレビュー

社会の発展と戦争の構造

六人の男がいた。素朴な男たちだったが、戦争の引き金を作ってしまった。
なぜ戦争が起こったのか、こんなに単純化してしまうと「いやそうではない」と言われるかもしれない。
人間は考える動物であり、記憶する動物だから、人間ならではの複雑さがある。
戦争の要素は民族であったり、宗教であったり、いろいろだろうけれど…。

この絵本は社会進化の過程と、戦争の起こる構造を見事に視覚化していて、本質を語っている。富を求めること、財を守ろうとすること、そして疑心暗鬼。
戦争は極めて人間的な行為である。
マッキーは単純な線で描き、カリカチュアともいえるような表現をしている。
子どもにとっては教科書かもしれないが、大人にとっては社会を考える研究書にも思えた。

戦争が起こったのは、六人の男たちが純粋だったからである。

(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子13歳)

デビッド・マッキーさんのその他の作品

ぞうのエルマー かずであそぼう さがしえブック / エルマーのたんじょうび? / ぞうのエルマーいろいろさがしえブック / ぞうのエルマー さがしえブック / エルマーとクジラ / エルマー はやいのはだれ?

中村 浩三さんのその他の作品

大どろぼうホッツェンプロッツ 3巻セット / 偕成社文庫 小人ヘルベのぼうけん / 偕成社文庫 クラバート 上 / 偕成社文庫 クラバート 下 / 偕成社文庫 大どろぼうホッツェンプロッツ / 偕成社文庫 大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご