ありがとう…どういたしまして

ありがとう…どういたしまして

  • 絵本
作・絵: ルイス・スロボトキン
訳: 渡辺 茂男
出版社: 偕成社

在庫あり

税込価格: ¥1,540

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 1969年12月
ISBN: 9784032020403

出版社のおすすめ年齢:3・4歳〜

この作品が含まれるテーマ

おはなし

ジミーくんは、いつもごきげん。ジミーくんは、よい子。いつでも忘れず「ありがとう」と言えるから・・・。

ジミーはおもちゃをもらったり、何か手伝ってもらった時にきちんと「ありがとう」って言える男の子です。郵便屋さんやおまわりさんにもね。 ジミーが「ありがとう」って言うと、言われた人は「どういたしまして」って言うんです。
そんなジミーがある日「ありがとう」って言わなくなりました。なぜって? それは「どういたしまして」って言ってみたくなったから・・・。
そんなジミーにお母さんが「他の人に親切にしてあげるとみんなが『ありがとう』って言うからジミーは『どういたしまして』って言えばいいのよ」と教えてくれました。ジミーはパパに帽子を取ってあげたり、おばあちゃんにお花をあげたり・・・
。するとみんな「ありがとう」って言ってくれるので、ジミーは「どういたしまして」って言うことができるんですね。

ジミーくんは、とてもごきげん。ジミーくんは、とてもよい子。いつでも忘れず「ありがとう」「どういたしまして」と言えるから・・・。

みどころ

自分からきちんと「ありがとう」って言える子供に育って欲しい・・・。そう思う気持ちはみんな同じですね。
この絵本の作者は、自分の孫のためにこのお話しを作ったそうです。「感謝の気持ち」を子どもに教えるのは難しいけれど、子どもには日々の生活の中で成長の段階に応じて感じていって欲しいものですね。
シンプルな絵とリズムにのった文章のこの絵本は、決して押し付けがましくなくお話しとしても素敵な1冊に仕上がっています。
あいさつも感謝の気持ちも、何よりまず子どもたちの周りの大人から口に出して言いたいですね。
――(ひじり あい ;絵本ナビ オフィシャルライター)

出版社からの紹介

「ありがとう」を言うのがつまらなくなったジミー坊やは、「どういたしまして」と言いたくなって…。感謝する心を教える絵本。

ベストレビュー

心が大きく成長する時期に

ルイス=スロボトキンさんのや若な質感の線と優しい色合いの絵がとてもよかったです。
訳は渡辺茂男さんでした。
この本は1969年初版です。
偕成社の同じ「子どもの夢と空想を広げる絵本」というシリーズには、皆さんよくご存じのキーツ作『ゆきのひ』『ピーターのいす』や、『くまのコールテンくん』『はらぺこあおむし』『おばけのバーバパパ』などのタイトルが書いてありました。
これらの本と同世代なのに、実は私自身はこの本を今回手に取るまでタイトルすら知りませんでした。

出版されたのがかなり昔なので、絵本の中に描かれている世界はやや古めかしい部分もありますが、
ちいさな(幼稚園くらいの)お子さんのこのくらいの時期にありがちな心の動き(成長?)を上手く描いてくれている気がしました。

すごく単純といえば単純な作品ですが、人間として心が大きく成長する4,5歳くらいから小学校低学年くらいの時期のお子さんたちに触れてほい絵本だなと、思いました。
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子12歳)

渡辺 茂男さんのその他の作品

もどってきたガバタばん エチオピアのお話 / エルマーのぼうけんセット(3冊) ポケット版 / エルマーとりゅう ポケット版 / エルマーのぼうけん ポケット版 / エルマーと16ぴきのりゅう ポケット版 / へそもち


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご