
子ぶたのプーは、毎日騒がしい妹や弟たちにうんざり。落ち着いて朝ごはんを食べることもできません。そんなある日、プーは森で見つけたほら穴に自分だけの隠れ家を作ります。一人だと広々して落ち着くけど、やっぱり夜はこわいし寂しいし、なんだかお腹も空いてきた……。そんなとき、仲良しのキキちゃんにだけ教えた「ひみつのノック」が! ドアを開けてみると……。
<ここがポイント> ・揺れ動く子どもの心に共感できます ・リズムが心地いい文体、ユニークな擬音語 ・子ぶたの兄弟のキャラクターに注目です
<編集者コメント> はじめて「一人部屋がほしい」と思ったときのこと、覚えていますか? 弟や妹のことは大好きだけど、お兄ちゃんだってたまには一人になりたい! そんな自我が芽生えはじめた年頃の男の子が、自分だけの隠れ家を作るお話です。詩人・作詞家でもある武鹿さんの、耳に心地いい文章は、ぜひ声に出して読んでみてください。また、ミヤハラさんが描く愛らしい子ぶたたちの表情にも注目です!

児童書への移行期に
かわいらしい表紙のイラストに惹かれて、手に取りました。
兄弟たちが賑やかすぎるので、ひみつのお家を作ったプーのお話です。
大きな字で、イラストもたっぷり。
カラーのページもあって、心踊りました。
字を覚えたての小さい子も読みやすそう。
絵本から児童書への移行期にぴったりの本かと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
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