
孫の優しさに・・・
平和を祈り三部作として書かれた第1部作です
作者は元幼稚園の先生でその後、勉強を重ねて創作活動をされました
敗戦直後の混乱期、衣食住が大変だっ頃のことをまとめたいと真摯に筆をとったとのことです
孫とのやり取りから、幼き日の戦後、空腹に耐えかねミツおばあちゃんはパンをとってきてしまった自分の話を打ち明けます
長い間ずっと自分のおなかにすんでいた、「パンのトゲ」
飢えた子どもを、誰にも責めることはできません
孫の優しさにそれは静かに溶けたのでしょう・・・
小学校中学年からお勧めです (風の秋桜さん 40代・その他の方 男の子、男の子)
|