山の学校 キツネのとしょいいん


古今東西の本がずらりと並ぶ図書館では、なにか特別なことが起こりそう。図書館を舞台に、また入り口として、不思議な出来事や謎解きがくり広げられます。図書館との出会いや、司書さんとの交流を通して、図書館がかけがえのない存在となっていく少年少女の姿が描かれる作品も。図書館の奥深い魅力がたっぷり詰まった物語をお楽しみください。
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厳しい疎開生活のなか、3人の救いとなったのは、村の図書館だった。ロンドンから疎開した本の好きな3人きょうだいの心あたたまる物語。巻末に、物語中に登場する本のリストも収録されています。
学校に行けなくなってしまい、図書館に通う日々を送っている中一の草子。ある日、司書の深津さんから渡されたのは「しずかな魔女」というタイトルの白い紙の束。物語を読み終えた草子の胸に、新しい何かが芽生えて……。少女と図書館司書の心の交流が紡ぐ希望の物語。
本の中に隠されたミステリー作家の秘密を探す「ふたり」。クラスでこっそりといじめにあっている転校生の佳純とそのいじめを見つけてしまった准一は、二人とも同じミステリー作家、月森和のファンだということを知って仲良くなる。その月森和が別名義で他にも本を書いていることを知り……。
はじまりは、取り壊しが決まった柴野崎小学校の図書館に渉(わたる)が忍び込んだことからだった。小学校6年生の渉は柴野崎小学校の図書館からシバノザキ島にワープしてしまう。そこで島の少女サキとであい、さまざまな危険にあいながらも、渉は仲間たちと島を救おうとする。
一九四六年、アメリカ。「黒人は、図書館に入れない」とラングストンの母親は言っていた。しかし、新しく越してきたシカゴの町で、ラングストンは、だれもが自由に入れる図書館を見つける。読書の喜びを通じて、小さな自信と生きる勇気を手に入れていく少年の物語。
「本をさがすんですよね。」「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」田舎の図書館でおこる不思議なできごとに司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれて‥‥‥。本を愛する人、本に愛された人すべてに贈る、心あたたまるファンタジー。
作:ローレンティン妃 パウル・ヴァン・ローン 訳:西村 由美 絵:佐竹 美保 出版社:徳間書店 ISBN: 9784198652845
税込価格: ¥1,540
ある日おじいちゃんから、「だれもいないお城に、ふしぎな図書館がある」と聞いたステレは、一人でさがしに行くことに。ろうかにずらりとならぶドアのうち、どれが図書館のドアなのでしょう?何度かまちがったドアをあけてしまい、こわい思いをしたあと、ようやく「お話の図書館」に入ると‥‥‥。
主人公は本好きのアオザメと、図書館員のヒラメ。海の中にある図書館にやってくる、海の生きものたちがくりひろげる4つの小さなおはなし。小学1年生から、自分で楽しむことができ、本への親しみが増すお話です。
図書館で出会ったのは司書見習いの不思議な女の子。ノダちゃんとサキちゃんは本の修理や読み聞かせの練習を手伝うことに。
作:アビー・ロングスタッフ 絵:坂口 友佳子 訳:代田 亜香子 出版社:ほるぷ出版 ISBN: 9784593102716
税込価格: ¥1,540
なぞときとひみつ、魔法でいっぱいのストーリー!「ひみつの地下図書館」シリーズ第1巻。使用人としてはたらく10歳の女の子、タリー。ある日、古くて大きなお屋敷のあちこちに隠された暗号を解き、見つけたのは……。
転校したばかりの小5の空花は、体調を崩して入院中。その病院に、患者向けの「あおぞら図書館」があると知り、本好きの空花は大喜び。早速図書館に行って大好きな本を開いたら、さし絵の中に引っ張り込まれ、そこでアオと名乗る少女に出会います。
学校の図書館でひさしぶりに読んだ『世界の名作』。でもこんなにつまらなかったっけ? 何百年も生き残った、最高にワクワクする名作たちが、だれかの手によって、めちゃくちゃつまらない話になっちゃった! 物語の世界を救うにはどうしたら?
いじめがきっかけで学校に行けなくなった、小学6年生の火村ほのか。たどり着いたおんぼろ図書館でみどり色の司書、謎の少年、そしてたくさんの本に出会い、ほのかの世界は少しずつ動き出す!