リベックじいさんのなしの木

リベックじいさんのなしの木

作: テオドール・フォンターネ
絵: ナニー・ホグロギアン
訳: 藤本 朝巳
出版社: 岩波書店

税込価格: ¥1,650

ご購入いただけません

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2006年05月
ISBN: 9784001108859

出版社からの紹介

子どもたちにおしげなく梨の実をもいであげていた,心やさしいリベックじいさん.やがて天国へ召され,欲ばり息子が梨の木をひとり占めしてしまいますが…….梨の木の伝説を美しい版画絵本でお届けします.

ベストレビュー

自分がいなくなっても・・

ある村にリベックじいさんが住んでいて、おじいさんの屋敷には
なしの木が1本あります。秋になるとなしがたくさんなります。
なしをもいで、村の子供たちにくばってあげました。

年をとってきたおじいさん。天国にめされる日も近いと感じていました。自分が死んだらなしを一個一緒に埋めておくれと頼みます。そしてその日はやってきて、子供たちは悲しみました。
また秋がきました。おじいさんの息子はケチでなしをとられないように柵をしてしまいます。
3年後おじいさんと一緒に埋めたなしの若木が育ち、さらに何年か後その木はたくさんの実をつけました。
村の子供たちはまたリベックじいさんのなしを食べる事が出来ました。

自然の恵みを皆に分け与えていたリベックじいさん。
自分がいなくなってしまったらけちな息子は一人占めしてしまうだろうと、先をみこして一緒にうめてと頼んだおじいさん。
やさしさがあふれているおじいさんの顔。子供たちになしを渡す時、子供も愛しい、自然に感謝しなしも愛しいと感じているのだと思う。
自分がいなくなった後の事も考えて・・なんて私には想像しにくい。年を重ねていくとそれくらい大きな気持ちを持てる様になるのかなぁ。
(ねーねーさん 30代・ママ 女の子11歳、女の子10歳)

ナニー・ホグロギアンさんのその他の作品

あくまの三本の金のかみの毛 / やぎのびりいとふとったなかまたち / きょうはよいてんき / どろぼうとおんどりこぞう

藤本 朝巳さんのその他の作品

ぼくのふしぎな力 / 絵を読み解く 絵本入門 / 松居直と絵本づくり / 子どもと絵本 / ベーシック絵本入門 / たのしい どうぐばこ


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご