北原白秋のうつくしい子守歌が絵本になりました。
♪ゆりかごのうたを カナリヤがうたうよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ♪
（楽譜付きです）
こまやかなタッチとやさしい陰影で描かれた緑の野原。
野原の木にかけられたゆりかごの、中でゆれているあかちゃんのように……
ゆらゆら、ゆったりした気持ちでページをめくってみてください。
あかちゃんを見守るように寄り添う動物たちに、ほほえましい気持ちになります。
お布団の模様が、場面ごとに変わるのもお楽しみ。
なつかしいひびき、愛しい情景を思い起こさせる、子守歌の世界。
はじめての子育てに、ちょっぴり張りつめたママやパパにも、この絵本を開くひととき、やすらかな気持ちがおとずれたら……。
あかちゃんをひざに抱いて、一緒にめくりながら、子守歌の時間をあじわってくださいね。
（大和田佳世 絵本ナビライター）
あの美しい子守歌が絵本になりました。眠りにおちる前のひととき、ページをめくりながら優しい気持ちになって、夢の世界へ入っていけます。♪ゆりかごのうたをカナリヤがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
唱歌の絵本
子どもたちというよりは、お年寄りの方々にお薦めの絵本かもしれません。「ゆりかごのうた」とタイトルを聞いただけで、歌詞が溢れ出てくる世代があります。
思い描く風景はどんな感じでしょうか。
この絵本で歌の世界のイメージをふくらませることができたら、懐かしい思い出に入って行けるように思います。
（ヒラＰ２１さん 70代以上・その他の方 ）
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