〈敵〉と呼ばれても

〈敵〉と呼ばれても

著: ジョージ・タケイ
絵: ハーモニー・ベッカー
訳: 青柳伸子
出版社: 作品社

在庫あり

税込価格: ¥2,200

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2020年10月30日
ISBN: 9784861828263

208ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

『スタートレック』のヒカル・スールー(ミスター・カトー)役で知られる日系俳優が、第二次世界大戦中に三年間を過ごした日系人強制収容所での日々――合法化された人種差別のもとで成長する絶望と、それでも決して失われなかった希望を語り尽くし、極限的な状況下における偏見や差別の問題を訴えかける。
いままさに読まれるべき、長篇ノンフィクション・グラフィックノベル。


第二次世界大戦中、私は家族とともに、西海岸にいた12万人の日系アメリカ人と同じように自宅から退去させられ、全米にあった強制収容所に収監されました。理由はただ一つ、真珠湾を攻撃した人々と容貌が似ていたからです。それ以来、この出来事についての認知を高めることが、わたしの人生の使命となりました。そして、長年にわたり、新聞や雑誌の記事、インタビュー、世界中の聴衆に向けた講演会、高い評価を得たブロードウェイのミュージカルを通して、私たちの体験を語ってきました。
しかし、私たちの仕事はまだ終わっていません。1940年代に私たちが耐え忍んだのと同様の偏見やヒステリー状態が、世界のいたるところで、これまで発言を抑えられてきた人々の自由や生活の手段を脅かしつづけているのです。日本をはじめとする国々はもとより、アメリカ合衆国においても、幸運にも参加民主主義が行き渡っていますが、これを適切に機能させるためには、胸に抱いた理想に合致するよう世界を方向づける活動を続け、関与していかねばなりません。まだ道半ばではありますが、皆さんのご協力があれば、いつの日かともに達成できると信じています。
ジョージ・タケイ「日本版のためのあとがき」より

ジョージ・タケイさんのその他の作品

ぼくらの自由がうばわれる時 第二次世界大戦の日系アメリカ人の物語

青柳伸子さんのその他の作品

痛風の文化史


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご