むらの英雄
  • 読み放題
  • 全ページためしよみ
  • ちょっとためしよみ

むらの英雄

  • 絵本
文: 渡辺 茂男
絵: 西村 繁男
出版社: 瑞雲舎

在庫あり

税込価格: ¥1,540

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2013年04月12日
ISBN: 9784916016973

上製A4版 32ページ

出版社からの紹介

とても強くて勇敢な英雄が消えた!?

昔、アディ・ニハァスという村の12人の男達が、粉をひいてもらうために、マイ・エデガという町へ行った。帰り道、一人が仲間を数えてみたら、なんと11人しかいない!いなくなった一人とは…。読み聞かせに楽しいエチオピアの昔話。幻の名作絵本の新装復刊です。

むらの英雄

ベストレビュー

あほ

久しぶりに息子に読み聞かせをしてみたら終わった後一言「あほ」でした。

この本に関する感想で一番短い感想ではないでしょうか。

二年連続して子ども会に関係する役員をしているので、点呼して全員の人数を数えるという場面によく出くわします。

数えていくと「あれ?一人足りない」ということはよくあることで、そのたびにこのお話を思い返すようになりました。

そんなときに「自分を数えた」という確認も常に入るのですが、さっきまでいたはずの人で誰がいない?となると、案外わからないことがあります。

メンバー表で確認するという発想がない時代、こういったことはいかにもあったかのように思われます。

小学4、5年生のクラスで読み聞かせをしてみました。どのクラスでも自分を数えないというところで、笑い声がおこるのですが、だんだんと話が進んでいくと、この話の渦中に巻き込まれていくのか、だんだんとシーンとなってくるのです。

一人数えていないということがあらかじめわかっていても、大勢の中にいると雰囲気にのまれるというのか、体制に流されるというのか、集団でいる時には、個人で動くとはまた別の気もちが生まれます。

私は息子のように「あほ」と言いきれるほど、端的にはこの話はとらえきれず、こういうことってあるかもなあ、あるだろうなあと思えるのでした。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子11歳)

渡辺 茂男さんのその他の作品

もどってきたガバタばん エチオピアのお話 / エルマーのぼうけんセット(3冊) ポケット版 / エルマーとりゅう ポケット版 / エルマーのぼうけん ポケット版 / エルマーと16ぴきのりゅう ポケット版 / へそもち

西村 繁男さんのその他の作品

紙芝居 うらしまたろう / 宮沢賢治の絵本 茨海小学校 / 絵本のことば 詩のことば / たたたん たたたん / とろ とっと  / 10才のとき


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご