そらを あるく しろい ぞう

そらを あるく しろい ぞう

  • 絵本
文: 唯野元弘
絵: ひだか のり子
出版社: 鈴木出版

税込価格: ¥1,650

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2013年04月08日
ISBN: 9784790250302

出版社のおすすめ年齢:4・5歳〜
上製 25.7×21.0cm(表紙26.3×21.3cm)28ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

インドのマガダ王国ラージギル(王舎城)の宮廷にいた白いゾウの話です。インドでは部族国家の時代、小国が分立していました。ゾウはインド人にとって、交通の移動手段として、農耕の友として、一番身近な生き物でした。その中でも、白いゾウはゾウの王として大切にされていました。マガダ国の王はゾウばかりが注目されることに嫉妬心を抱き、ついにゾウを殺そうと考えました。そのとき、ゾウは空を歩きながら次のようなうたを唱え、王舎城を去っていきました。「愚かな者は せっかくの 自己の名声 生かせずに かえってそれで 不利益の うずに巻き込む 他人まで」。そしてゾウはベナレスの王宮で迎えられ、幸せに過ごしました。仏教では幸せになるには(さとりにいたるには)苦しみをなくすことだといいます。苦しみをなくすにはその根源を断つこと、それは「煩悩」です。煩悩を断つことにより人は幸せになれます。嫉妬心も煩悩のひとつです。この物語はそんな嫉妬心を捨て、それぞれを認め合っていくことを勧めています。この絵本を通じて子どもたちに、人をうらやむことをやめて、互いに認め合って生きていくことを伝えていただきたいと思っています。

ベストレビュー

身につまされる…

法事に行ったお寺にセットでおいてあったので
時間をもてあました娘たちに順番に読みました。
これは、人をうらやむことを戒めるお話でした。
つい、人の境遇をうらやましいと思ってしまう
自分が戒められた気がしました。
人ばかり意識しているのではなく、
もっと自分たちのことを冷静に見つめて
考えていかなくては!と思いました。
幸せが、ゾウみたいに逃げていかないように…。
(はっしゅぱぴーさん 30代・ママ )

唯野 元弘さんのその他の作品

きのこのばけもの / なんにもせんにん / 紙芝居 モンゴルの白い馬 / さるの はし / きんいろの しか / みんなで まもった ひなどり

ひだか のり子さんのその他の作品

マンザナの風にのせて / ぼくと象のものがたり / 五百人のお母さん / 鑑真


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご