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ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと |
作品情報
発行日: 2023年04月26日
151mm×106mm 388ページ |
この作品が含まれるシリーズ |
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ボルネオ島の森で、狩猟採集中心の暮らしを営む人々、プナン。彼らは借りたものを壊しても謝らず、礼も言わない。感謝や反省の概念がないのだ。所有感覚も希薄で、食料は皆で分け合い、子どもも実子養子の区別なく育てられる。長年フィールドワークを続ける著者は、資本主義にとらわれないプナンとの生活の中で、人間の生の可能性を思考していく――。常識をひっくり返す、刺激に満ちた一冊。 |
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