細胞って何だろう? 生命のひみつをさぐろう


監修:小林 武彦 出版社:PHP研究所 ISBN:9784569882222
税込価格: ¥3,850
人体は、約200種類・37兆個の細胞でできている
人体は、たった1つの細胞(受精卵)が分裂・分化してできた、約200種類、37兆個の細胞でできています。生命活動をささえる細胞のしくみとはたらきを解説するとともに、プログラムされた自死(アポトーシス)、どんな細胞にでもなれる全能性幹細胞など、細胞の不思議な能力から生命のひみつをさぐります。
第1章 細胞とは?
生物とは何か? 細胞とは何か?
細胞の構造
細胞のはたらき@ エネルギーをつくる
細胞のはたらきA タンパク質をつくる
細胞の発見
第2章 細胞のふしぎ
ヒトの細胞がつくられるしくみ
世界に1つだけの細胞の誕生
1つの細胞が人体をつくる
細胞は自分でふえる
分裂しない細胞、分裂の限界
いつまでもふえる細胞がある
細胞の死と老化
細胞のプログラムされた死
細胞間のコミュニケーション
多能性幹細胞とは?
第3章 人体のおもな細胞とそのはたらき
肝臓、心臓、腎臓の細胞
皮膚や小腸・胃の上皮細胞
血液の細胞@ 赤血球・血小板
血液の細胞A 白血球
神経細胞
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