「えいっ」」 みんなの声

「えいっ」 作:三木 卓
絵:高畠 純
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2015年05月
ISBN:9784652201046
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 67
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67件見つかりました

  • 誰でも使える魔法

    • パーマママさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 女の子5歳、男の子2歳

    「えいっ」 と言って、信号の色を変えたり、お星さまを出したりするお父さん。そんなお父さんを尊敬と憧れのまなざしで見る子供。
    でも、「えいっ」 の魔法は誰でも使えるのです。
    クマの子も、うちの子も、もちろん私も。
    それがわかって、うちでは「えいっ」 の魔法がよく使われます。
    ちょっとした毎日が、ぐっと楽しくなりますよ。
    そして、子供も私も大好きな絵本になりました。
    絵本を取り出すときも、もちろん「えいっ」とね。

    投稿日:2015/06/10

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  • かつての

    「えいっ」を読んで、
    私もくまの子のように、父に散歩やお出かけにつれて行ってもらっていた
    いつかのちっちゃい自分を思い出しました

    父は運動が得意で
    休みの日はサイクリングやちょっと遠くのプールまでつれていってくれたり
    さかあがりに、野球、サッカーと
    女の子だからといわず、なんでもやらせてくれました。

    やってみろとか、やれとかいうんではなく
    父の背中を見て、できるかな?「えいっ」と頑張ってみる初めの一歩。
    父が声をかけてくれれば、そばにいてくれれば、なんだかできるような気がする不思議。
    母とは違う体験を、父だからこそさせてくれていたんだなぁと
    「えいっ」に気付かせてもらいました。

    そんな父とも、気が付けばもう何年も二人でおでかけなんてしてないなぁとちょっとさびしく思いながら
    でも、実家に帰ったとき、娘をだっこして公園に行き
    「今日は散歩したぞ!」とニコニコ嬉しそうなじいじ(私の父)に
    かつての父とはまた少し違う姿を見て嬉しかったです。
    散歩がくれる幸せは大きいですね。

    そして、最近デートと称して娘のとのお散歩を始めたパパ
    ママとばいばいするときは泣いちゃうけど実はすぐけろっとして、パパといーっぱい公園を走って楽しんでるみたいです
    ママはすぐ「あ、危ないからやめとこうか」と言いがちなので
    懐のどしーんと広いパパに
    いーっぱいたくさんの「えいっ」を体験させてもらってね

    きっといつか、娘も私のように、この大切な時間を思い出すんだろうな♪
    親子の素敵な時間に気付かせてくれた、心あったまる絵本です☆

    投稿日:2015/06/09

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  • ほのぼの♪ 受賞レビュー

    6歳になった息子を毎日保育園に送る車の中。
    バタバタしながら家を出て、保育園まで15分の道のりは、慌ただしい一日の中で息子とゆったり話が出来る貴重な時間でもあります。

    いつだったか、息子が魔法に興味を持ち始めた頃、
    私も赤い信号機を指さして、「信号を青にするよ!チンカラホイ!!」とやって見せました♪
    青に変わった信号を見て「ママすごい!ママって魔法使いなん?」と尊敬の眼差しをむける息子。
    私は鼻高々に「ママはお勉強いっぱいしたから魔法が使えるんだよ」と話していました(笑)

    6歳になった今も、息子は私が信号を変えると喜びます。小さなことだけど、とても幸せなひととき。

    この絵本は、お父さんと息子のお出かけを舞台にお父さんが息子にかっこいいところを見せちゃう(笑)ステキなお話です。
    お金をかけて旅行に行かなくたって、お散歩やお出かけの中にも子どもと幸せな時間を共有出来るんだと思わせてもらいました。

    投稿日:2015/06/10

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  • 主人にそっくり・・・

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    3歳の次男に読みました。

    お父さんてすごいなと思ってしまう、数々の魔法・・・。これ、うちの主人にそっくりです。主人は朝起きたら息子たちに「ゆうべ寝てる時に鬼が来たから追い返しておいたよ!」と言ったりします。何もしないで喋るだけなのに、息子たちはお父さんは世界最強だと信じています・・・。

    次男はまだ「えいっ」の秘密に気づいていないようで、熊のお父さんもすごいんだなあと楽しそうでした・・・・・。いつ頃気づくんでしょうかね。

    投稿日:2015/06/10

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  • かわいい魔法です

    えいっと言うたびに信号を変えたり、星を(でも指さしたところと別のところから)出したりできるお父さん。

    小熊は、父を尊敬しながらも、電車の切符を自分もえいっといえば出てきたことから、疑問に思い始めます。

    でも、そのままたねあかしをするわけではないのです。

    最後に「僕の一番好きな人を出すよ」と、家のチャイムをえいっと押して、ママが出てきます。

    長いので読むのに疲れますが、最後がとてもほのぼのしており素晴らしかったと思います。これを読んだら、大人も子供もえいっと言ってみたくなること間違いなし。

    えいっ、とパソコンボタンも押してしまいそうです。

    自宅でもえいっ魔法をかけてみると、親子で楽しめると思います。

    投稿日:2015/06/07

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  • 父との思い出が詰まっています

    小学生の頃、国語の教科書に載っていた物語です。
    あの頃は、くまのお父さんが信号を青に出来る秘密が分からなかったなあ。

    ある日 父と2人で信号待ちをしている時に、
    「えいっ」をやってくれて、
    “うちのお父さんも、出来るんだ!
    もしかして、お父さんなら、みんな出来るのかな?”
    と感動した事を思い出します。

    毎日の音読の宿題で この物語を聞いていた父が、
    私を喜ばせようとしてくれたのですね。

    それから少し経って、また「えいっ」をやってくれた後に、
    こっそり秘密を教えてもらいました。

    「車の信号が赤になると、
    歩くほうの信号が青になるんだよ。だから…」

    …そうだったんだ!!
    と、こども心に感動して、それ以来自分でも、
    「えいっ」をするようになりました。

    大人になった今でもたまに、心の中で呟いてしまいます。

    投稿日:2015/06/04

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  • おとうさんだね

    くまのおとうさんと子どもが、一緒に出掛けました。
    横断歩道で、信号は赤。なかなか変わりません。そこで、おもむろにおとうさん、棒を出して、
    「えいっ。」
    と言うと、なんと信号は青に。
    思わず、子どもは、おとうさんは素晴らしいと思っちゃいました。
    その後も、おとうさんは色んな技を見せてくれるのですが…
    親子のやり取りが、とってもほんわかとしています。
    尊敬すべきおとうさんではあるのですが、たまに、ぼろを出しそうになったりするのです。そこがまた、子どもにとってはうれしい姿であったりするようで、ずっと共感しながら読むことができました。
    そして、そんなおとうさんの子どもだから出てくる最後の言葉に、ついつい、唸ってしましました。さすがだねえ。

    投稿日:2015/06/09

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  • 母子のものがたり

    くまのとうさんとくまの子の、ちょっとした日常のものがたり。
    いつもと変わらない日なんだけど…だけど、いつもよりたくさんどきどきしたから、くまの子にとってはきっと特別な時間。

    そんな時ありますよね。
    遊園地に行ったわけでもない。プールに行ったわけでもない。
    どこかとびっきり楽しいところに連れて行ってもらったわけじゃないんだけど、何だか忘れられない日。

    それがとても共感しやすく描かれているお話しなのですが、このお話しこそが、私にとって「特別」な時間を思い出させる一冊です。

    「くまのお父さんの声って、きっともっと低くてゆっくり喋ると思うよ。」
    国語の教科書『えいっ!』の音読を練習する私に、そう言ってアドバイスをしてくれたのは母でした。
    当時の私は小学1年生で、授業で音読の発表をするために、家で何度も何度も練習しましたっけ。
    今思うと、母はよくも飽きもせずに聞いてくれたなぁ…。
    クラスメイトの前で、くまのとうさんとくまの子のセリフを、声色を分けて読むなんて、どんなに勇気を振り絞って読んだことか。
    あの時の、恥ずかしながらも読んだドキドキ、今でも手に取るように覚えています。
    (男友達に声色を変えることを真似されて、悔しくなったのも覚えています。)

    そんなエピソードはすっかり忘れていましたが、高畠純さんの絵で絵本になること知り、鮮明に思い出がよみがえりました。
    嬉しくて、ちょっぴりうるっとしてしまったり。
    声色を変える練習ばかりしていたので、物語の終わり方を忘れていましたが、やっぱり最後は…お母さんなんですね。

    くまのとうさんとくまの子のお話しですが、私にとっては”母子のものがたり”。
    今度は自分の子どもに、絵本『えいっ!』を渡して、声色を変えて読む練習、一緒にしたいな。

    投稿日:2015/06/09

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  • すてきなエンディング

    くまのことおとうさんがでかけて、お父さんがえいっというと信号がかわったり、とおもしろいストーリーで、子供もまねをしてえいっというようになりました。
    思ったように星がでなかったり、つきを出してとせがまれたときのお父さんの苦し紛れの言い訳もおもしろく、おとなも一緒に楽しめました。
    最後はくまのこがお父さんのまねをして大好きな人をだすよ、といってえいっというとお母さんがでてくるというほのぼのとした結末でこころあたたまりました。

    投稿日:2015/06/04

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  • パパ、パパ、「えいっ」して♪

    パパのことが大好きな4歳の娘は、
    「えいっ」に登場するクマのパパのかっこよさに
    すっごく共感していました!

    娘にとってパパは、強くて、優しくて、なんでもできる人なので、
    「パパみたいだね〜」と喜んでいました♪

    パパが帰ってきてからは、「パパ、パパ〜!えいっして!」と
    おねだり。

    最初は電気をつけたり、消したりから始まり、
    ノリノリでダンスする娘を「えいっ!」とパパが魔法をかけて
    ストップさせたりと、家族でいろいろな「えいっ」を考えて、
    楽しみました☆

    「えいっ」ごっこ、かなり楽しいです♪

    投稿日:2015/06/02

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