新着レビュー

9月14日以降掲載分

  • 確率・統計というのは、算数、数学でつまずきやすい単元ではないでしょうか。
    この本ではそんな確率・統計をクイズ形式で紹介しています。
    次のページに解答・解説があるのですが、解説は小さいページにぎゅっと詰めている感があります。
    分からない子には説明が足りないかな・・・とも思います。
    問題数を減らしても、もっと分かりやすく解説があった方が、興味が尽きないかなと感じました。

    それでも、興味を持ってこの本を手に取った子には、面白さに気づくきっかけになるのではと思います。

    掲載日:2025/09/25

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  • 意味不明ですが、気になる絵本です。
    タイトルは「キャッテゴーリー」ですが、文字を戻せば「カテゴリー(category)」ですね。
    何のカテゴリーだろうと考え出すと、ゴーリーの術中にはまっているような気がします。
    それぞれの絵に数字が刻まれています。
    漢字もあってビックリですが、絵のどこかに埋もれています。
    数字探しに追われると、やっぱりゴーリーのトラップに引っかかってしまったように思います。
    かと言って、描かれているネコの行動に一貫性がないのです。
    せっかくですから「Category」の「e」を取ってみたら、ネコと「gory」になりました。
    「gory」は、「血まみれの」とか「残酷な」とか言う形容詞らしいですが、そんなシーンはありませんね。
    色々考えると、ゴーリーさんも、よくわかっていなかったのかもしれません。

    掲載日:2025/09/25

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  • このシリーズが好きなので、わくわくしながら読みはじめました。カピパラさんがココにもたせたサンドイッチ。ネーミングからして素敵でひかれます。そして、あけてみると、どのサンドイッチもカピパラさんのココを思う気持ちがつまっていて、とてもおいしそう! やさしくて、心あたたまるお話にほっこりしました。そして、やっぱり、読み終わると、サンドイッチが食べたくなりました。

    掲載日:2025/09/24

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  • 読み終えた時、これはアメリカ版の「窓ぎわのトットちゃん」だと感じました。学校という社会の片隅に置かれた子供たちを、一人の教師の眼差しが救い出す、作者自身の体験に基づいた感動的な物語です。

    「がらくた学級」とレッテルを貼られた子供たち。型破りなピーターソン先生は、彼らの中に眠る才能の原石を見抜き、本物のがらくたから飛行機を創り上げるという壮大な夢を与えます。誰にも期待されなかった子供たちが、一つの目標に向かって輝き始める姿に胸が熱くなりました。

    生徒たちが後に各分野で大成したという事実は、私たちに大きな希望を与えてくれます。しかし同時に、現代においてもなお、子供たちが同じような環境に置かれている現実を思うと、胸が締め付けられます。

    この物語は、単なる絵本の枠には収まりません。子供一人ひとりの個性をどう見つめ、その可能性をいかに引き出すか。教育に携わる全ての人に、その重く、そして尊い問いを投げかける必読の書です。姉妹編の「ありがとう、フォルカー先生」と併せて読んでみようと思います。

    掲載日:2025/09/24

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  • 50年も心に残り続ける絵本

    私が保育園の年中のとき、担任の先生にこの本を読んでもらいました。
    そのことを50年近くすっかり忘れていましたが、松井友さんの講演会がきっかけで思い出し、地元の図書館で探し出しました。絵本とは、このように長く心に残るものなのだと改めて実感しました。

    お話は、こま回しの得意な小僧さんと、てんぐたちがこま回しで勝負するという内容です。

    松井友さんの著書『私の絵本体験』によると、この話は「思春期に子どもが親を超えていくこと」のメタファーなのだそうです。てんぐは男性や父親の象徴だからです。昔話の奥深さを感じさせられます。

    掲載日:2025/09/24

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  • 画集と名づけられたこの本に、いもとようこさんの多くの絵本のひとつひとつが埋め込まれていて、うっとりするような空間が広がっていました。
    昔話をいもとさんが描いたとき、そのお話の持つ魔性はぬぐい去られて、いもとさん独特のやさしさに包まれます。
    オリジナルの作品には、人を癒し救うぬくもりがあります。
    いもとさんは、多くのことをファンシーな動物たちに語らせるというマジックを持っています。
    それだからこの画集で眺めると、似たようなキャラクターが様々な世界を繰り広げていることがわかります。
    そして私のメンタルケアをしてくれる絵本も、ちゃんと収められています。
    いもとようこ作品の宝庫のような画集です。

    掲載日:2025/09/24

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  • 月について知る

    月がテーマの科学絵本です。表紙の写真が印象的。
    内部にも月の美しい写真が何枚もあります。月までの距離や、周回のことなどは、イラストでわかりやすく説明してくれています。年長さんくらいから小学校低学年に、おすすめの絵本です。

    掲載日:2025/09/24

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  • 美術館で目にする古代ギリシャの彫刻。ただ「美しい」と圧倒されるだけで、その理由を深く考えたことはありませんでした。この本は、そんな漠然とした感動の「なぜ?」に、子供にも理解できる言葉で明快な答えを与えてくれます。

    まさに「美のおへそ」というシリーズ名の通り、均整の取れた人体の魅力や、神話の世界が持つ物語性など、古代ギリシャ芸術が持つ「美しさの秘密」を丁寧に解き明かしてくれました。ミロのヴィーナスといった有名な作品が、ゲームやアニメで親しんだ神々の物語と繋がった時、子供の目が輝いたのが印象的です。二千五百年という時を超え、遠い世界がぐっと身近なものに感じられた瞬間でした。

    敷居が高いと思われがちな古典芸術の魅力を、難しい知識の羅列ではなく、純粋な感動と発見に満ちています。

    まさに古代ギリシャの世界への最高の入り口であり、物事の本質を見抜く「審美眼」を、親子の心に優しく育ててくれる一冊になるのではないかと感じました。

    また、「今もどこかに古代ギリシャの作品がねむっているかもしれない」という一文を最後のページで見て胸躍りました。

    掲載日:2025/09/24

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  • とてもわくわくします

    • maaruさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子11歳、女の子9歳

    にんじゃいぬタローがちょっとこわそうな見た目なんだけど、最後まで読むとかわいくて、愛らしさにあふれてました。

    お話も面白くて、にんじゃの修行やにんじゃ屋敷など、とてもわくわくしました。

    うちにもタロー、こないかな。

    掲載日:2025/09/24

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  • さんにん いっしょ

    • レイラさん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 兵庫県
    • 女の子2歳、女の子1歳

    2025年度読書感想文コンクール小学校低学年の部課題図書。
    『On Sudden hill』が原題。
    王道の友情物語ですね。
    丘の上で、ぼくとエトとの段ボール遊び。
    わあ、こんなに豊かな遊び、魅力的です。
    「ふたり いっしょ」の楽しさが伝わってきます。
    そこに、仲間に入れてほしいと、シューが登場。
    その関係性に暗雲が。
    ともだちあるあるでしょうか。
    そこからの巻き返しも、やはり段ボール。
    これはすごいすごい。
    「さんにん いっしょ」の楽しさに気づくぼくも素敵です。

    掲載日:2025/09/24

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