表紙の可愛い白猫ちゃん、まさかおんぶしてるのがお父さん猫だったとは!
赤ちゃんてどうして床に置くと泣くのでしょう。背中に泣きスイッチがあるみたい。今は社会人になった娘も抱っこしないと泣きやまない子だったので、もう共感の嵐が吹きまくりのお話でした。
そうそう、抱っこだと家事ができないので、掃除する時も料理する時もひたすらおんぶしてたなぁ。あの頃は必死で大変な毎日だったけど、過ぎ去ってみるとおんぶできる日々はあっと言う間だったと懐かしく思い出されます。
子どもの成長は嬉しいけど、ちょっぴり寂しい。お父さん猫の気持ち、分かります。
とにかくイラストが可愛らしく、お風呂屋さんや台所の様子など細かい所まで楽しめます。透明感ある色彩が素敵で、特に瞳がビー玉のようにキラキラで、まぐろや子猫ちゃんが映り込んでるのがすごく綺麗でした。
リズミカルな関西弁も楽しい1冊です。