お父さんと子供がお散歩してお出掛けしている楽しい1日が描かれています。
いつもは厳格でちょっと近寄りがたいお父さん、でも二人で過ごしたらとても優しくて意外な発見があったり。子供の頃、父と二人で出掛けたときに、普段なかなか話せないことを聞かせてくれたり、お父さんってこんなにおしゃべりで面白かったんだなーと思ったことを思い出しました。
くまのお父さんはタイミングよく「えいっ」と言えば、魔法のように信号を変えたり、星を出したり。遊び心いっぱいで、とてもかわいらしいお父さんくまさん。最後はぼくも一緒に「えいっ」と言って一番大好きな人を出してくれました。微笑ましいラストに心暖まる絵本でした。