堀内誠一さんの描く愛らしいおにまるの絵の表紙に惹かれて読んでみたのですが、内容が怖い・・と思ったのは私だけでしょうか。
空からヘリコプターでおりてきては、こやぎをつれていき、お菓子屋のあめやデパートの三輪車を勝手にもらっていき、それでは飽き足らず、最後には弟か妹が欲しいと言って、女の子を連れ去っていってしまう、かわいい顔とは裏腹に、やってることは物取り人さらいじゃないの、鬼だから?なんだかすっきりしない内容で、私は怖くなってしまいましたが、息子はそれほど怖がっている様子もなく、絵のかわいさと、ヘリコプターがでてくるのが気に入ったようで、よく読んでーとせがまれます。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】