私自身も「どんぐり」が大好き!!50歳を過ぎても、毎年秋になるとわくわくして「どんぐりひろい」をし、子供たちには「お母さんの前世は栗鼠だね」と言われます。
そんな私は、はじめてこの本を読んだとき、大げさではなく本当に「号泣」してしまいました。
大切な大切な「ケーキ」を見つけられないまま辺りが夕日に染まった場面・「ケーキ」が見つけてもらおうと頑張っておしりを上に向けた場面・さくさくと足音がしてさくさくと通り過ぎてしまった場面…本を開かなくても頭の中には1ページ1ページが浮かびます。そして、思い浮かべただけで心臓がキューッと締め付けられます。
今、こうしてレビューを書いているだけでも、鼻がむずむず目がしょぼしょぼしてきます…。
大好きな大好きな本!!小学校での読み聞かせでは、秋になると、全学年のクラスでこの本を読み続けています。
わが子は随分大きくなりましたが、いつまでもこの本を読み続けていきたいと思っています。
(小学生の前では泣きませんが、自宅で下読みするときには今でも涙がこぼれます。)
こうくんは、奥さんを連れて・子供を連れて・孫を連れて…「ケーキ」に会いに来るんだろうな…