くりちゃんのお隣には、野菜作りの名人のエーメさん夫妻が住んでいます。
くりちゃんやご近所のひとに、いつもとれたての野菜をわけてくれる優しいエーメさん。
ところが、あまりにもトマトがとれすぎてエーメさんはこまってしまい、くりちゃんに相談します。
くりちゃんは、考えて考えて・・・
昔は、普通にあったお隣さんとの「おすそわけ」。
くりちゃんも、野菜をもらったおかえしにとうもろこしで作ったスープを置いていきます。
また、エーメさんが困っていたら、一生懸命に考える優しいくりちゃんたち。
くりちゃんたちが考えたトマト料理も素敵だけれど、
素敵な関係を築けているくりちゃんはすごいなぁと思いました。
どちらかといえば、人間関係の苦手な私にとって理想の関係ですから。
娘は、くりちゃんたちが作った沢山のトマトのお菓子が気に入っていました。
そして、またエーメさんがやまもりの野菜を持ってきたときのくりちゃんの困った顔に、同情していました。
そして、娘は「エーメさん」ではなく、「エーメンさん」がいいらしい。
我が家では、「エーメンさん」になっています。