「いただきまあす」 みんなの声

こぐまを主人公に、小さい子供の生活の一部を楽しく可愛く描いているくまくんのシリーズ。
子供が小さい頃よく読みました。
久しぶりに手にしてみましたが、やはりかわいい。
題名からして、しつけの本かな？と思われがちですが、そんなことはありません。
小さい子のあるあるが、丁寧に、あるがままに描かれているのです。
子供の小さい頃のことを思い出し、とってもほっこりしました。
優しくあたたかな気持ちになれると思います。

2歳の娘と読みました。同じ作者の方の作品で「どうすればいいのかな」という着替えの本も持っていますが、どちらもお勧めです。分かりやすく、1ページに1行のセリフとシンプルなくまくんの絵しかないですが、ゆっくり小さな子に説明するにはピッタリだと思います。くまくんがなかなか上手く食べれない姿が娘のツボにはまったようです。

二歳の子供もずっと手づかみ食べです。
たまにスプーンで汁をのんだり
フォークでパンを食べたりします。
でも、食事時間が好きですし
野菜もしっかり食べてくれます。
元気に楽しく食べるのが一番です！
遊び食べではなく、学び食べです。

20歳になっても手づかみで食べる人はいませんから
いま綺麗に食べなくても大丈夫。
綺麗になんて、親の都合ですから。

テーブルマナーなんて、子供には必要ありません。
いただきます、ごちそうさまをしっかり言って
楽しく食べるのが大切！
一緒に楽しく食べましょう！

タイトルから、子どもに「きちんと食事をすること」を教えてくれる内容かと思いきや…
ありのままの子どもの食事の様子が描かれていました。
説教臭い内容より、このほうがよほど教育的なのかもしれません。
興味深く読ませていただきました。

大人からしたら、これまたすさまじい食事風景の連発です。
主人公のくまちゃんがわが子だったら、「ちょっと待って！それやめて！！」と言いまくっていたと思う。

でも、絵本の中の彼は本当に楽しそうに、自由に食事を展開している。「おいしい」とはどういうことか。
それを規格外の行動で示しているかのよう。

ぎゃー。こんなんなっちゃてるよ！
と私が突っ込めば突っ込むほど、子供は爆笑していました。
文字数は少なく、シンプルなのに意外に楽しめる一冊。

このくまさんシリーズ大好きで２歳の時は毎日これ読んでと持ってきました。一生懸命食べるくまくんの表情が可愛く癒しになります。赤ちゃんもいっぱい食べ物こぼすけど、最初はこんな感じに自由にご飯を楽しんで食べますよね。今でも読むたび微笑ましくなる作品です。

3歳の子に読みました。食べ方が一歳の子に似ていたからか、子どもがそっくりー！と大笑いしていました。毎食頭や体にご飯がのっかり、テーブルの上がぐちゃぐちゃ笑　この絵本そのものでした笑笑
一歳の子が大きくなった時に、こんな風に食べてたよ！と見せたくなるなぁと思いました。

説明にもありますが、これはしつけの絵本ではありません！くまくんがうまくご飯を食べられずにどうしていくのか…親としてはきゃー！やめてー！と思いますが、子供達は大はしゃぎ！ぐちゃぐちゃになったご飯を美味しそうに食べるくまくんが羨ましそうです。

「くまくんシリーズ」は，親の私が子供の頃からあったシリーズなので，ロングランですね！
こちらの「いただきます」は私も小さい頃持っていました！
懐かしい〜。
一人で食べ始めたお子さんにぴっりな内容に思います。

絵本選びに悩む中、図書館の返却棚においてある絵本なら、誰か借りている絵本なので、おすすめなのかもしれないと思い、読んでみた絵本です。

道具を使って食べることがなかなかうまくいかない描写はよいのですが、最後のシーンはいかがなものかと・・・
お料理がおいしく見えない上に、マナーがよくないです。

料理を残さず完食する姿勢はよいと思いますが・・・この絵本が伝えたいことは何だったのかなと思いました。