橋があるから向こうに渡れる、橋があるから景色が楽しめる、この便利さが当たり前になってくると、橋を作るためにどんなことがされてきたのか、どんな人が働いてきたのか、知らない人の方が多いのではないでしょうか。
間違いなく繋げなければ直線はできません。
しっかり支えなければ安全ではありません。
強度を保たなければ維持できません。
人の命を通行させる事を考えると、橋は安易な建造物ではありません。
絵本という限りのある世界ですから細部が語られている訳ではありませんが、橋の建築工程が描かれていて、それぞれに緊張感のある仕事がなされているのだと思った時に、そこに働く人を思い浮かべました。
簡単に橋を作れるのは鬼六だけです。